点灯させるときは側面のスイッチを長押しする。前述した通り、光色は暖色と白色の2種類があり、点灯スイッチを入れると最初に白色LED(モード1)、もう1回押すと白色LEDの弱(モード2)、さらにもう1回押すと暖色LED(モード3)となる。暖色LEDには弱モードは用意されていない。暖色LEDが点灯した状態からもう1回スイッチを押すと消灯となる。
明るさはモード1では150ルーメン、モード2では30ルーメン、モード3では100ルーメン。アルカリ乾電池を使った場合の連続点灯時間はモード1の場合は20時間、モード2では75時間、モード3では25時間。「エネループ」を使った場合は、モード1で8時間、モード2で30時間、モード3で10時間。「エネループ」の場合でも一晩くらいは連続して使える計算だ。
ハンディライトとして使う場合は折りたたんだ状態で点灯させれば、上部のレンズから光が照射される。上部のレバーをスライドさせれば焦点調節が可能で、点灯範囲を広くしたり狭くしたりできる。普通のハンディライトに比べると太く短い円柱デザインではあるが、持ってみると意外と安定する。
このライト、収納時はかなりコンパクトになるので、登山などに持っていくのに適している。また、カバンの中に入れても場所を取らないので、非常用持ち出し袋に入れておくのもおすすめだ。
光量は、このサイズにしては意外と明るく、非常用としては十分だと思う。サイズが小さいにもかかわらず、焦点調節を行えるのも便利だ。
個人的に気に入っているのは、「充電ケーブル」を使うことにより、電池が入っていない状況でもUSB電源により点灯させることができること。USBが使えるとモバイルバッテリーでの駆動も可能になるので、使えるシチュエーションがさらに広がる。コンパクトランタンとしてはかなりオススメの一品だ。
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