三菱電機ブースの注目は、同社初の4Kテレビ、“REAL”「LS1シリーズ」だ。赤色レーザーに新開発のシアン色LEDを組み合わせた直下型バックライトを採用し、Ultra HD(4K/8K)の色域規格「BT.2020」を80%以上カバーしているのが特徴。そのため、技術展示では、レーザーとLEDの色域を比較するデモのほか、実際にLED光源とレーザー光源を白い紙に照射し、色合いの違いを確認できるようにした展示も用意しており、「色の純度が高い」という赤色レーザーの色を確認できる。
東芝ブースでは、テレビの展示が少ない。同社のスマート家電/スマートハウス展示の1アイテムという位置づけだ。一方で注目を集めていたのは、純人型アンドロイド「値平アイこ」や「東芝グラス」で、東芝グラスの体験コーナーには長い行列ができていた。
4K/8K関連では、NHKやJEITA、NexTV-F、日本ケーブルラボなどが共同で設けたブースが充実している。ここには85V型8Kディスプレイのほか、日本ケーブルラボの「第3世代STB」規格を満たしたプロトタイプなど、最近の技術トレンドがそろっていた。
「CEATEC JAPAN 2014」の会期は、10月7日(火)から11日(土)まで。会場時間は10時から17時となっている。
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