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電動工具メーカーが開発した“男”のスティッククリーナー「オーラ」トランスフォ〜ム(2/2 ページ)

» 2014年10月29日 19時34分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]
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ブラシは太さや固さの異なる4色

 ヘッドの先端部には、床とのクリアランス(隙間)を広めにとり、アレルゲンになる微細なゴミからシリアルやマカロニのような大きなゴミまで一度に吸い込めるようにした。また前面と側面にも吸引口を設けることで、壁際ぎりぎり(約1.8ミリ)までのゴミを吸引できるという。

ヘッドの構造(左)。壁面ぎりぎりまで掃除できるというデモンストレーション(右)

 吸引力を生み出すモーターは一般的なブラシ付きで、とくに高回転というわけでもない。あくまで「最適な吸引力」を目指したとしており、そのぶん駆動音を抑えた。スティック型の本体に取り付けたときはディフューザーが働き、さらに音を抑える。

 一方のサイクロン部は、同社として初めての“ルート12サイクロン”で、12個のコーンが遠心力を使って空気からゴミを分離する。これにより、450ミリリットルのダストケースいっぱいまで99.9%以上の吸引力を維持できるという。

サイクロン部の概要

スティック型のときは、「ボディーユニット」の後部があたる部分に仕込まれたディフューザーが音を抑える仕組み(左)。バッテリー残量を知らせるLED光(右)

 内蔵のリチウムイオンバッテリーは、吸引力「中」で約25分間の連続駆動が可能(パワーブラシオン)。バッテリー残量は4段階のLED表示で知らせる。

充電台がなくても自立する。掃除中にちょっと家具を動かしたりする際に便利だ

 本体サイズは、270(幅)×210(奥行き)×1120(高さ)ミリ。重量は約3.6キログラム。上記の各種ノズルに加え、充電台、交換用スポンジフィルターが付属する。

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