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深夜の決闘!――話題の扇風機を夜のアキバでガチ比較(3/5 ページ)

» 2015年08月04日 21時23分 公開
[芹澤隆徳ITmedia]

22時30分:首振りの様子を上から眺める

 店内から買い物客の姿が見えなくなった22時30分。本当の勝負はここから始まる。まずは、天井の高い場所にいるので、脚立を使って真上から首振りの様子を撮影してみた。風の広がり方、そして首振り時に左右にどのくらいのスペースがあれば良いか、つまり実質的なフットプリントを探るのが目的だ。

バルミューダ「GreenFan Japan」


 バルミューダ「GreenFan Japan」は、その特徴の1つに150度という広い首振り角度がある。しかも首振りの範囲を自由に設定できる機能もユニーク。設定はファンの部分を持ち、好きな場所で折り返すだけでいい。その後は設定した範囲で首振り運転を行う。家族でも、1人でも便利に使えるのだ。

ダイソン「PureCool」(ピュアクール)


 ダイソンの場合、製品ページに首振り角度の記載がないのだが、今回の撮影によって90度前後であると推測できた。首振り機構が底部にあるため、本体全体が左右に回る姿が面白い。また羽根のない扇風機のピュアクールは、首振りを行っても左右にはみ出す部分がほとんどないことにも注目。部屋のコーナーや狭い場所でも活躍しそうだ。

シャープ“スリムファン”「PF-HTC1」


 シャープ「PF-HTC1」の首振り角度は最大90度。ほかに15度、30度、60度の4段階で設定できる。ダイソンのPureCoolと同じ扇風機全体が動くスタイルで、やはり左右にはみ出す部分は少なめ。また写真には写っていないが、吹き出し口にルーバーを備えたことにより、「PF-HTC1」は上下方向の風向き変更も可能だ。こちらも60度と40度の2パターンが用意されている。

東芝「F-DLT75」


 東芝「F-DLT75」の首振り角度は最大90度。手動の設定により、75度、50度を含めた3段階の調節が可能だ。首振り時に左右のはみ出しが大きいのはバルミューダなど従来形扇風機と同じ。

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