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料金、楽曲数、独自機能も丸わかり! 音楽配信サービス7社徹底比較 音楽7社横並び(5/5 ページ)

» 2015年08月05日 18時00分 公開
[今西絢美ITmedia]
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アジアンポップスに強い「KKBOX」

 2004年に台湾のKKBOXがサービスを開始し、日本では2011年、auユーザー向けに「LISMO unlimited powered by レコチョク」として登場。2013年にブランドをKKBOXに変更し、現在に至る。

 Facebookアカウントかメールアドレスでユーザー登録すると14日間の無料体験ができ、その後は980円/月と2940円/90日間の2パターンから料金プランを選べる。

 台湾発のサービスということもあり、「アジア」カテゴリではC-POPや香港POPといった、ほかの音楽サービスではあまり見かけないラインアップが充実している。

photo アジアンポップスだけでなく、レコチョクから配信されているであろう日本のコンテンツも充実している

 独自のソーシャル機能が特徴的で、ほかのユーザーがリアルタイムで聴いている曲を一緒に聴ける。再生位置が同期され、そのユーザーとテキストチャットもできる。視聴状況は任意でオン/オフを切り替えられるので、公開せずに使うこともできる。

photophoto 「一緒に聴く」タブでは、世界中のユーザーがいまどんな曲を聴いているかが分かる(左)。再生位置も同期されるので、“一緒に聴いている”感じが強くなる(右)

 豊富なイコライザー機能や着せかえ機能、Facebookへの自動投稿機能など、機能面で独自の路線を歩んでいる。アジアンポップスに興味がある人は、一度使ってみるといいだろう。


 一口に定額制音楽配信サービスといっても、詳しく見るとそれぞれ異なる特徴を持つ。長らく日本上陸がうわさされ続けている「Spotify」の動向も気になるところ。まずは自分の音楽スタイルに合いそうなサービスを気楽な気持ちで使ってみてはいかがだろうか。

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