VRを体験したいのにどこも行列なのでダメだった……そんな筆者のような思いをしている人も安心してほしい。そこは東京ゲームショウ。もっとカジュアルに、そしておそらく並ばずに体験できるVRだって用意されているのだ。
そう、Google Cardboardならね。
手持ちのiPhoneやAndoridスマートフォンを本体にセットして手軽に立体視を楽しめる。価格もAmazon.co.jpで1000円ほどとリーズナブルだ。Googleブース(ホール5)に並ぶのは、二眼タイプの「Google Cardboard」。本体前面にGoogleのロゴをあしらっている。Googleは図面を公開しており、誰でも自由に組み立てられる。
利用するには専用アプリやYouTubeの専用動画を用意する必要がある。ブースでは頭を横に振りながら障害物を避けるバイクゲームや、同じく障害物に当たらないよう頭を動かして空中から地面に向かって落下していくゲームなどの有料アプリを体験。担当者によると、現在100近くの有料アプリをGoogle Playなどでインストールできるという。
ハコスコはもう体験済みだからほかのやつ! という欲張りな人はホール9の「インディーゲームコーナー」へ向かってほしい。
入り口すぐの「ジェムドロップ」ブースで、「Oculus Rift」を利用したゲームのデモを体験できる。砲台からこちらに向かって発射される球をヘディングで打ち返して的に当てるというもので、少々コツがいる。顎を引き、タイミング良く額をまっすぐ突き出すと勢いよく球をはじき返せて気持ちがいい。VRゲームは直感的に遊べるが、説明がないと慣れるまで戸惑ってしまうかもしれない。いろいろなゲームに触れてみて、自分の好みに合った一作をぜひ見つけてみてほしい。
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