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「iPhone 6s」のここがスゴい! 乗り換えたくなる5つの理由1週間使ってみた(2/5 ページ)

» 2015年09月22日 21時00分 公開
[らいらITmedia]

理由2:「3D Touch」のPeek&Popでサクサク操作!

 ボディカラーの次は、中身の進化を見ていきましょう。注目は画面をプレスするジェスチャー「3D Touch」の搭載です。奥行きの操作は、軽く画面をプレスする「Peek」(=ちらりとのぞく)と、深く押しこむ「Pop」(=ポンと出る)の2段階に分けられます。

 例えば、標準の「メール」アプリでは、受信ボックス画面でメールを軽くプレスすると、ブブッとした震えとともに、メールのプレビューウインドウが表示されます。

軽くプレスしてPeekした状態

 そのままさらにぐっと押し込むと、もう一度ブブッと震えてウインドウがポンッと画面いっぱいに広がり、メールを開くことができます。Peekしただけで内容が把握できる短い用件だったら、そのまま指を離すことで、プレビューウインドウが閉じられ受信ボックス画面に戻ります。

「Safari」アプリでリンク先をPeek

 「Safari」でも同じく、リンクをプレスしてリンク先のプレビューをのぞくことができます。ただ、筆者はリンクを長押しして「バックグラウンドで開く」操作が多かったので、最初は“長押し”と“プレス”の違いを認識できるのか不安でした。

 しかしアップルのテクノロジーにそんな心配はいりませんでした。指先の圧力を認識する3D Touch搭載のRetinaディスプレイ、圧力の微細な変化を測定する容量性センサー、心地よくリアルタイムに振動を伝えるTaptic Engineを組み合わせ、これらすべてが融合してハイクオリティなユーザー体験を生み出しています。

6以前のモデルはこれらの技術を搭載していないため、iOS 9にアップデートしたところで「3D Touch」は使えません。これが6sに乗り換える理由の1つです

 長く使っていくうちに不満は見つかるかもしれませんが、1週間ほど試用で“長押し”と“プレス”はほぼ誤作動なく操作できています(ホーム画面の端をプレスしてマルチタスク画面を呼び出す操作はちょっとコツがいるかも)。利き手でない左親指で、斜めからPeek&Popしても反応する完成度の高さには驚きました。

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