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ホームパーティで大活躍!?――食卓に置ける「大人の氷かき器」橘十徳の「自腹ですが何か?」(2/2 ページ)

» 2015年12月01日 12時13分 公開
[橘十徳ITmedia]
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 氷ケースを取り付けたら、あとは電源スイッチを入れればモーターが回転して氷を削り始める。電動なのでハンドルを頑張ってゴリゴリと回す必要がなく、シャリシャリと音を立てながらどんどん削れていくのは実に気分がいい。

電源スイッチを入れると底部から削れた氷が出てくる

 今回は製氷機で作った氷を入れてみたが、氷ケースは4〜5個のブロックを入れると満杯になる。1回に削れる量はそれほど多くはなく、多めに作りたいときは何回かに分けて氷を入れる必要があるだろう。

 氷を削っているときに、刃先に氷が詰まってしまい、氷押さえ板が空転しまうことがあったが、そのような場合は一度、水で洗って詰まった氷を取り除けばすぐに正常に戻る。

 作りたい量だけかき氷を作ったら電源を切り、本体を外して中の氷を捨てればOKだ。外した本体は布でふき、乾かしておく。なお、連続して氷を削る場合は、必ず30秒以上時間を空けるよう注意書きが記載されている。

異彩を放つデザインが魅力の電動かき氷器

 とりあえず、作ったかき氷にメロンシロップをかけて食べてみたが、実にうまい。手動で回して作ったかき氷と比べて、とくに味が変わった気はしないが、なにしろ電動でラクラク作れるので、なんだか店で作ってもらったような気分になれる。

かき氷が完成

 形状が細長く、持ちやすいからといっても、サイズはけっこう大きめ。また、一見バッテリー駆動のように見えるが、実際には使うたびに電源コードをコンセントにつなぐ必要があるので、アウトドアで使うことは難しいだろう。

 しかし、このすっきりとしたデザインは実に魅力的で、子ども向けのデザインが多いかき氷器の中では異彩を放っている。おしゃれな食卓に置いても違和感がなく、ハンディータイプのため、好きなところに氷を振りかけることができるのが一番のメリットだと思う。

 例えば氷をふりかけてフローズンワインやカクテルを作ってみたり、フルーツに氷を添えたりと工夫次第で普段のお酒や料理が贅沢メニューに変身する。付属のレシピには食卓に彩りを添えるドリンクやフードのメニューもあるので、これからの季節、ホームパーティーなどで大活躍してくれるはずだ。

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