音楽ライフがますます快適に――20年を超えて音楽ファンに愛されてきたボーズ「Wave systems」最新モデルの進化に迫る!モニター訪問+専門家レビュー(4/5 ページ)

» 2015年12月11日 10時00分 公開
[山本敦PR/ITmedia]
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iPhone/Android対応のリモコンアプリで操作ができる

 本体の天面にはタッチセンサーが内蔵されていて、軽く手でタップするだけで電源をオン・オフしたり、アラーム音のスヌーズ、目覚ましのリセット操作ができる。設定や音楽再生などの基本操作は付属のリモコンからできるほか、Android/iOS/Mac OS/Windowsに対応するリモコンアプリ「SoundTouch app」ならより多彩な機能が直感的にオペレーションできる。システムをインターネットに接続すればリモコンアプリからの操作が可能だ。今回はiOS用アプリから本体をWi-Fiネットワークにつなぐための設定手順についても簡単に紹介しよう。

本体天面のタッチセンサーを軽くタップすると電源のオン・オフが切り替わる

 まずはApp Storeから無料のリモコンアプリ「SoundTouch app」をダウンロードする。iPhoneにインストールされたアプリのアイコンを起動すると、システムをWi-Fiネットワークに接続するための手順が表示される。はじめにiPhoneを直接オーディオシステムにつないだ後、無線LANルータのパスワードを入力して、続いてシステムをホームネットワークに参加させるという手順になるが、基本的にはアプリの画面に表示されるガイダンスに従って進めていけば簡単にセットアップが完了するはずだ。

iPhoneに「Bose SoundTouch controller app」をインストール

システムをホームネットワークに参加させる手順。まず本体のWi-Fi設定をアプリから行う(写真=左)。スマートフォンと本体を直接Wi-Fiでつないでから、ホームネットワークのパスワードを設定(写真=中)。アプリのメイン画面。インターネットラジオの局設定などが簡単に選べる(写真=右)

最新のWave systemsで何が楽しめる?

 「Wave SoundTouch music system IV」でどんな音楽ソースが楽しめるのか、整理しておこう。まずは旧来のシステムから継承するオーディオCD再生とFM/AMラジオの聴取機能だ。CDドライブは本体前面にスロットローディングタイプのドライブが搭載されている。再生モードはディスク単位、トラック単位でのシャッフルやリピート再生など多彩にそろえた。

フロントパネルにスロットローディングタイプのCDドライブを搭載する

 FM/AMラジオのチューナーも内蔵する。AMラジオが聴取しづらい地域ではFM放送でAMラジオの番組が聴けるようになる「ワイドFM」(FM補完放送)にも対応している。さらに電源コードがFMアンテナを兼ねているので、ケーブルの位置調整をすれば受信状態が安定するはずだが、それでも改善されない場合は外部FMアンテナを接続することもできるので安心だ。リモコンから「RADIO」ボタンを選択すると、本体全面のディスプレイに周波数が表示されるので、聞きたい局にチューニングを合わせるだけと操作はシンプル。

 「Wave SoundTouch music system IV」はWi-Fi、または有線ケーブルでインターネットに接続できる。これにより世界各国のインターネットラジオを聴取したり、家庭内のNASなど音楽サーバーに保存した音楽をワイヤレスで楽んだりと、音楽のリスニングスタイルが大きく広がる。

インターネットラジオ再生時のアプリの画面(写真=左)。お気に入りのラジオステーションを選択後、左側に並ぶ1〜6までのスロットにプリセットとして登録ができる。空いているスロットの数字を長押しするだけで登録が可能(写真=右)

 NASのコンテンツ再生を試してみた。操作はアプリから簡単に行える。アプリを起動すると、ホーム画面の右側に「探す」というメニューが表示されるので、これをタップすると一覧に「音楽ライブラリ」が並ぶ。ステップに沿って設定を進めてネットワーク上にあるNASを登録すれば、NASに保存されている音楽ファイルを、フォルダー、アーティスト、アルバム、作曲者、フォーマット、ジャンルなど多彩な条件から検索して、アプリの画面から選択して手軽に聴ける。ネットワーク再生ができる音楽ファイルの形式はMP3/WMA/AAC/アップルロスレス。iPodやiPhoneで聴くためにアップルロスレス形式でiTunesアーカイブをつくってきたという方も多いと思うが、アーカイブをそのままNASに引っ越しすれば「Wave SoundTouch music system IV」からもiTunesの楽曲にアクセスしてシェアできるようになるのでとても便利だ。

ホームネットワーク内のNASの音源も再生可能(写真=左)。NASの中はアーティスト名やアルバム名、ファイルフォーマットなどの条件で検索ができる(写真=右)

本体にペアリングされたBluetooth機器の楽曲再生もアプリから行える

 スマホやタブレットに保存した音楽はBluetoothで「Wave SoundTouch music system IV」にワイヤレス接続して、ダイレクトに再生してもよい。操作方法も至ってシンプル。付属のリモコンに配置されているロゴボタンを1秒間長押しして、本体ディスプレイにBluetoothのペアリングモードに入ったというメッセージが表示されたら、次にスマホのBluetooth機能をオンにして機器の一覧から「Bose WaveSoundTouch」を選択すると、少ししてからビープ音が鳴ってペアリング完了となる。あとは任意の音楽プレーヤーアプリで好きな曲を再生するだけだ。

 なお音楽再生だけでなく、YouTubeや動画配信サービスの音声も「Wave SoundTouch music system IV」にワイヤレスで送って再生すれば臨場感が一段とアップする。今回筆者はiPadで「dTV」の映画を楽しむ際に試してみたが、タブレットの内蔵スピーカーでは痩せて聞こえづらい役者のセリフやサウンドトラックがとても快適に聞けた。

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提供:ボーズ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia LifeStyle 編集部/掲載内容有効期限:2015年12月31日