―― コレクターって単に「モノを集める」イメージがありますが、指田さんはネットで積極的に情報発信したり、コレクションを撮影して冊子にまとめたり、いろいろな活動をされてますよね。
指田さん やっとテクノロジーがコレクターのニーズに追いついてきたので(笑)、みんなどんどん情報発信して「集める」の次にある楽しみ方を見つけてほしいですね。モノを所有するだけだと楽しみ方が行き詰まるし、もったいない。
―― コレクターの七つ道具みたいなものってあるんですか?
指田さん 私は自室で玩具の撮影をするので、撮影道具が必需品ですね。小さいカプセルトイの撮影には接写モードが充実しているオリンパスのデジカメ「STYLUS TG-4 Tough」と三脚、電球を使い、iPadを台座代わりにしています。
なるべく近づいてピントを合わせ、奥行きを出してかっこよく写すのがこだわりです。簡単にフォトブックを作れる「しまうまプリント」というサービスが便利で、今いろんな人に勧めてます(笑)。
―― で、それらをネットでどんどん発信していくんですね。
指田さん そうですね、あとコレクター仲間に見せたり。テクノロジーの進化という意味では、3Dプリンターもすごいですよね。昔、商品化されていないアクロイヤー(ミクロマンの敵)のキャラをガレージキットで自作したんですけど、この前知人がミクロマンの乗り物を3Dプリンターで自作していて。素材の色はまだ限定的ですが、ここまで精巧にできるのかと驚きました。
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