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アイカツおじさんに聞いた! 大人が女児向けゲームにハマる理由プリパラもあるよ(3/4 ページ)

» 2016年03月26日 06時00分 公開
[村上万純ITmedia]
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アイカツは「湾岸ミッドナイト」、プリパラは「インド映画」

―― アニメがきっかけでハマったと言っていましたが、どういったところが面白いと感じたんですか。

まくらさん アイカツは、アイドル養成校でトップアイドルを目指す女の子たちを描いているんですが、ストーリー、楽曲、3DCGによるダンス・歌パートなど、大人から見ても本当によくできているんです。

CD 「楽曲も本格的」と話すまくらさんはCDも集めている

 登場するアイドルはみんな前向きで、一生懸命目標に向かって頑張っているので元気をもらえます。アイドルものにありがちなスキャンダル、いじめなどのネガティブな要素がないのも魅力です。

―― 「ラブライブ!」「アイドルマスター」など、アイドルものは大人向け作品でも人気ですよね。

まくらさん アイカツは、本当に意識が高いトップアイドルしかいないので、チームとしてもすごく優秀なんです。あと、女児向けアニメだと1年間は続くので、各キャラクターをしっかり掘り下げてくれるだろうという安心感もあります。

―― 女の子たちが切磋琢磨(せっさたくま)し、お互い成長していく姿に共感するんでしょうか。

まくらさん そうですね、成長ストーリーなんですけど、アイカツは「湾岸ミッドナイト」っぽいんですよ。

―― えっ?

まくらさん 首都高の公道レースを題材にした作品です。アイカツも競争社会ではあるんですけど、勝ち負け以外のところに大切なものがあるというか、同じステージで対バンすることに意味がある、みたいなところがあるんです。

 アイカツの世界は、先輩後輩関係なくみんなが仲間なんですけど、子供向け作品にありがちな教育っぽさ、説教臭さもあまりない。

―― 同じく女児向けアイドル作品である「プリパラ」も好きなんですよね?

まくらさん はい、アイカツほどではないですがゲームも稼働当初からプレイしています。同じアイドルものですけど、プリパラはもっと衣装が派手で現実離れしていて、ミュージカルっぽさがあります。プリパラの音楽は、アッパー系のハッピーハードコアとでもいうか。

プリパラ アニメ「プリパラ」

―― えーと、それは見ていてアガるという感覚でしょうか。

まくらさん インド映画を見ているような多幸感。インド映画って急に歌ったり踊ったりするじゃないですか。あれを3DCGの華やかなアイドルがやるのをイメージしてください(笑)。

―― 非日常感が魅力なんですね。ちなみに、アイカツのゲームはどれくらいの頻度で遊ぶんですか?

まくらさん 週2〜3回くらいで、1回2時間くらい。アバターとなるアイドルを作ってライブをするリズムゲームで、衣装を着せ替えして遊ぶんですよ。なので、衣装カード1デッキをいつも持ち歩いてます。

お気に入り まくらさんお気に入りの衣装カード

―― 衣装カードを集めるコレクション要素があるんですね。

まくらさん 集める楽しさもありますけど、全部そろえようとするとお金も掛かるし疲れるので、手に入れたカードで楽しむよう心がけてます。

―― でも、4年間遊んでたら結構な数になりますよね?

まくらさん カードは数キロ単位であります(笑)。あと、CDとか玩具とかアイカツ関連のグッズも集めてます。

グッズ まくらさんのコレクションの一部

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