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片付ける必要がないコードレスクリーナー、三菱「iNSTICK」が進化!――ふとん掃除機にも早変わり(2/2 ページ)

» 2016年04月12日 15時21分 公開
[芹澤隆徳ITmedia]
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 HC-VXF30は5月21日に発売される予定。また、ふとん掃除用アタッチメントと脱臭フィルターを省略した下位モデル「HC-VXF20」もラインアップ。こちらはガンメタリックに近い「シルバー」を採用している。価格はいずれもオープンプライスで、店頭ではHC-VXF30が8万円前後、HC-VXF20は7万円前後(いずれも税別)になる見込みだ。

ふとんを丸ごと包み込んでダニ対策

 同時発売の「AD-X80」は、温風マット式のふとん乾燥機だ。新たに敷き布団をまるごと包み込める大きさの「ヒートパンチマット」を採用し、ふとんの表面だけでなく、中綿までしっかりと暖める。例えば「ダニ対策モード」では、従来品より5〜10°C高い約55°Cになるという。また、まくら専用の乾燥マット(500×700mm)も付属する。

「AD-X80」
「ヒートパンチマット」は、縦2100×横2050mmと従来機よりも大きなサイズ。シーツのように敷き布団を包み込むことで、ふとん全体に温風を送り込める
従来機に比べ、ふとん全体がムラなく50°C以上を維持している
掛け布団をめくりあげたところ。敷き布団が丸ごと包み込まれていることが分かる

 AD-X80は、iNSTICKと同じ5月21日に発売予定。価格はオープンプライス。店頭では2万円前後(税別)になる見込みだ。


 三菱電機では、一般ユーザーの「ふとんに関する悩み」の上位にダニあるいはダニ由来のアレルゲン(死骸、ふんなど)があると指摘(同社調べ)。ふとん乾燥機とふとんクリーナーを組み合わせた対策を提案していく構えだ。

 「月に1度はふとん乾燥機の『ダニ対策モード』でしっかりと乾燥させ、1〜2週間に1度は通常乾燥で湿気を抑えるとともに掃除機で吸引する。快適なふとん環境を作るためには、日頃からケアを行い、清潔に保つ必要がある」(同社)。

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