ITmedia NEWS >

もう電車で寝過ごすのは嫌だ! キングジム「めざましイヤホン」を試す橘十徳の「自腹ですがなにか?」(2/2 ページ)

» 2016年05月23日 14時09分 公開
[橘十徳ITmedia]
前のページへ 1|2       
※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

めざまし設定は時刻設定と時間設定の2つから選択可能

 めざまし機能の設定は、起きたい時刻を設定する「アラーム機能」と、“○○分後”と時間を設定する「タイマー機能」の2種類。アラーム機能では、現在時刻表示の状態で「SET」ボタンを押し、アラームアイコンが点滅した状態で時刻を設定する。

時刻を設定してアラームを起動可能
タイマーのカウントダウン中の様子

 タイマー機能では、現在時刻表示の状態で「Alarm/Timerボタン」を押してから設定を行う。設定可能な時間は最大99分00秒までなので、それを超える場合にはアラーム機能のほうを使うことになる。

 アラーム機能とタイマー機能いずれの場合でも、バイブレーション動作は約10秒

間で、4つのボタンのいずれかを押すと停止する。なお、タイマー機能の場合は、バイブレーションを停止すると前回設定した時間が表示され、そのまま「SETボタン」を2回押すと、同じ設定時間からタイマー設定を行える「リピート機能」が搭載されている。また、タイマー機能のカウントダウン中は一時停止させることも可能だ。

 バイブレーションの強さは3段階で切り替えられるようになっており、電池室のカバーを開けたところに振動調節スイッチが付いている。実際に振動させてみたが、もっとも弱い設定にしてもかなり強烈な振動を感じた。これくらい強い振動なら、自分の場合、寝過ごすことはまずあり得ないと思う。

振動の強さは、電池ボックス内のスイッチで調節する

バイブレーションはかなり強力

 iPhoneに接続して音楽を聴きながらバイブレーションを作動させてみたが、音楽の再生中でも強烈なバイブレーションは変わらず、音楽を聴きながら寝てしまった場合でも起きられると思う。

スマートフォンで音楽を聴きながらでも使用可能

 もちろん高音質を追究したイヤフォンではないので、音質についてはお世辞にも良いとはいえないが、それでも音楽を聴きながらでも起きられるという安心感には代え難い。面倒ではあるが、音質のいいイヤフォンとめざましイヤホンの2つを持ち歩き、バイブレーションが必要な場合だけめざましイヤホンを使うという手もある。

 バイブレーションの強さは申し分ないが、1つ気になるところはやはり本体の大きさだ。とくに、スマートフォンや携帯音楽プレーヤーと接続するとなると、かなりかさばってしまうので、購入する前にできれば店頭で実物を見てほしい。このサイズに納得できるのであれば買って損はない。寝不足や疲れなどで電車やバスなどで寝過ごしてしまうことが多い人はもちろん、飲み会でついつい深酒してしまうことが多い人にもオススメだ。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.