マイクロフォーサーズで“次の1本”を選ぶなら オリンパス「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8」はいかが?(2/2 ページ)

» 2016年06月24日 10時00分 公開
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夜の街を撮るときは明るい単焦点レンズが必須

 明るい単焦点レンズである17mm F1.8が強いのは、むしろ夜かもしれない。夜の街は魅力的な被写体だが、普通のレンズでは暗いので撮りづらいのだ。

 F1.8ならシャッタースピードも上げられるので、手持ちでも十分撮れるし、光源がきれいにボケるので印象的な夜を捉えられる。

 夜の神楽坂を歩いていたら印象的なランプ風の照明がお店の前に置いてあったので、そこにピントを合わせて狙ってみた。夜らしさを出すため、マイナスの補正をかけて照明が明るく写りすぎないよう、夜空がぎゅっと黒く締まるよう調整している。

M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8

 夜の猫と出会ってもOK。雰囲気を出すために、ホワイトバランスを太陽光にセットして、路地で寝そべってる猫を地面すれすれの角度で狙ってみた。

 オリンパスのカメラは、優秀な手ブレ補正をボディーに内蔵しているので、シャッタースピードが1/13秒と遅くなっても大丈夫。感度とシャッタースピードの組み合わせを考えつつセッティングして撮る。

M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8

 わざとホワイトバランスを太陽光にすることで、照明の色が強く出て、より夜らしさを強調できる。

 海鮮系の居酒屋にハマグリやホタテがおいてあったのでそちらを狙ってみた。この色がより夜っぽさを出してくれる。

M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8

 歩いていたら、凝った装飾の古い面格子を発見。でも面格子ごしに奥のガラスに写った街の灯りの方が気になる。

 普通にオートフォーカスで撮ると、どうあがいても手前の面格子にピントが合ってしまう。そういうときはレンズをすばやくMFに切り替えてマニュアルフォーカスで合わせる。

 17mm F1.8は、MFクラッチ機構を持っており、フォーカスリングをカチッとスライドさせるだけでマニュアルフォーカスになるのだ。

M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8
M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 このようにフォーカスリングをカチッとずらしてやると距離目盛が現れてマニュアルフォーカスに切り替わる

 これは便利。ただバッグからカメラを出し入れするとき不用意に切り替えてしまって「あれ? AFが効かなくなった?」とあわてることもあるので注意。

 マニュアルフォーカスに切り替えてガラスに反射した灯りを狙ったのがこちら。

M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8

 夜の街はコントラストが高くて印象的な写真を撮りやすいのだ。カメラを持って散歩するだけで、昼間とは全く違う写真が撮れる。

 夜編の最後の1枚は駅前。駅前のガードレールに座って待ち合わせている(のだと思う)学生が大勢いたので、それを道路の反対側から、学生たちがシルエットになるよう、マイナスの補正をかけて狙ってみた。

M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8

 17mmのレンズは昼でも夜でも何気ないスナップを撮りやすい画角のお散歩向きレンズなのだ。

人物や室内も撮りやすい

 室内で写真を撮る人も多いかと思う。店内で料理を撮ったり、自室でペットを撮ったり、いわゆる「テーブルフォト」を撮ったり。気軽に室内で撮影したいなら、明るい単焦点レンズは欠かせない。必須といっていい。17mm F1.8なら、やや広角気味なので室内撮影もしやすい。

M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8

 なんてことないランチでも背景がこれだけふわっとボケてくれる。

M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8

 決して明るくはない室内でも、猫のあくびの瞬間を撮れる。

M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8

 ISO感度もあまり上げなくてすむので画質もきれいだ。

 そして最後に人物編。人を撮るときこそ、背景がふわっとボケてほしいわけで、きれいに撮りたいなら必須なのだ。

 プラスの補正をかけて明るく撮ってみたのがこちら。

M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8

 オリンパスのカメラは「瞳検出」機能で自動的に「目にピントを合わせてくれる」。明るいレンズだと顔の一部にだけピントが合って他はほわっとボケちゃうので、しっかり手前側の目にピントを合わせるのが大事。それを自動的に行ってくれるので安心して撮れるのだ。

 この写真は左目にピントが合ってて右目は少しボケているのが分かるかと思う。

M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8

 このレンズの17mmという焦点距離は、クセも少なく、どんなシーンでも活躍してくれる。昼のスナップから室内写真、人物から夜のスナップまで応用が効くし、アングルの工夫で広角っぽくも標準レンズっぽくも使えるのだ。

 特に室内や夜の撮影が多い人は必須といっていいレベル。標準ズームレンズにつづく2本目のレンズとしてはかなりお勧めである。

 印象的な、自分ならではの写真を撮りたい人は特に、17mm F1.8これだけをカメラに付けて出かけるのも一興である。

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