サムターンはつまみが細かったり太かったり、高さの高低など微妙な違いがあるので、Qrio Smart Lockの本体パッケージに付属するサムターンホルダーや、高さ調整プレートなどを使って微調整していく。
取り付け作業の工程はiOS/Android対応のQrioアプリで図解入りの解説を見ながら、ステップ・バイ・ステップで進めていける。ドライバー以外に特殊な工具は必要ないので、筆者も簡単に取り付けられた。
本体のバッテリーは市販の「CR123A」リチウム電池を2本以上使う。バッテリー寿命は2本の場合、毎日10回ほどロックを開け閉めしたとして約300日。バッテリーパックには最大4本の電池を装填しておけるので、その場合は同条件で約600日持つ計算になる。直販サイトのQrioStoreから購入すると電池が4本付属してくる。
ちなみに、帰宅した時にスマホの側のバッテリーが切れてるということも往々にしてあり得るが、Qrio Smart Lock側のバッテリー切れも含めて、本機を取り付けた後でも物理鍵によるドアの開け閉めは今まで通り普通にできる。ただし、物理鍵を持たずに外出してしまい、スマホの電源が切れると悲劇が起きる。鍵を落としたりなくしたりするうっかりミスから解放される代わりに、スマホの電池切れにはよりセンシティブにならなくてはいけなそうだ。
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