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「α9」にはミラーレス機の未来が詰まってる(3/6 ページ)

» 2017年06月28日 06時00分 公開
[荻窪圭ITmedia]
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 さらに、APS-Cサイズへのクロップもできる。APS-C用のレンズを装着すると自動的に切り替わるが手動で切り替えることも。

APS-Cサイズにクロップして(1030万画素相当になる)撮影した枝に止まってるカワセミ。夕暮れで暗かったので、三脚を使って1/25秒で(100-400mm 400mm 1/25秒 F5.6 -0.7 ISO1250)

 人を撮るときは顔検出が効くが、35mmフルサイズになると被写界深度が浅くて手前の目に確実にフォーカスを持ってきたい。そのため「瞳AF」機能があるが、これがセンターボタンに割り当てられているだけで、ちょっと分かりづらい。顔検出や瞳AFといった機能も他のAF関連の機能と近い場所に分かりやすく置いてほしいと前から思ってる。

85mmF1.8の単焦点レンズでF2.8で撮影(85mm 1/800秒 F2.8 ISO100)
24-70mm 33mm 1/1250秒 F2.8 ISO100

 ISO感度はISO100から51200まで。拡張ISO感度として下限はISO50、上限はISO204800。

 ざっとこんな感じ。

ISO1600からISO12800まで
ISO25600からISO204800まで。ISO10万以上が拡張ISO感度だ。

 手ブレ補正はボディ内に5軸手ブレ補正を搭載。電子シャッターにするとメカシャッター時の微細な振動がなくなるので、かなり抑えられる。

使い勝手もα7よりあがってよりハイエンド機らしくなった

 一番の特徴である速さの話は一段落として、カメラの話を。

 ボディサイズや基本デザインはα7IIシリーズとほとんど同じ。

 EVFは約368万ドットとより高精細になった。0.78倍で大きくて見やすい。

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