上がスロット2でSDXCとメモリースティックDuoの兼用。下がスロット1でSDXCカード専用。こちらはより高速なUHS-IIに対応してる。
左側面には有線LAN端子やストロボ用のシンクロターミナル、マイク端子などが用意されている。
USBはmicroUSBで、このプロ向けハイエンドクラスながらUSB充電に対応。ハイエンド機らしく本体には専用のバッテリーチャージャーも付属するが、本体にUSB充電もできるのでいざというとき非常に助かる。
今回は動画にまで手が回らなかったが、当然4K対応。6K相当のデータを4Kにするオーバーサンプリングを実現。フレームレートは4Kで30p。ビットレートは最大で100Mbpsだ。
ユニークなところではBluetooth対応。
スマートフォンとBluetoothで常時接続することで、スマホで得た位置情報を画像に書き込む機能と「スマホを使って日時を自動設定する機能を持った。本体にGPSを持たなくてもスマホを常時携帯することでけっこう正確なジオタグもつけられるのはよい。
このスマホを利用したジオタグの自動追加はわたしが知る限りニコンとソニーだけ。これは便利なので他社も真似していただきたい。個人的にはカメラにGPSを内蔵するより便利かと思う。
とまあざっとこんな感じ。
これで一眼レフのフラッグシップ機を超えたかというと、その辺はプロが苛酷な現場で使った報告を待たないと分からないし、α9のデザインや操作系が好みに合う合わないはあるだろうが、少なくとも今までとは次元の違う世界へ踏み込んだ、次世代ミラーレスなのは間違いなく、数年後にはミドルレンジクラスまでこの性能が落ちてくるとうれしいなと切に思う。
冒頭にも書いたけど、まさしくミラーレス一眼界のフラッグシップ機であり、目指すところを見せてくれた。ミラーレス界の将来が楽しみ。
いやあ、すごいカメラでありました。
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