被写体がレンズに近づけば近づくほど、ピントの合う範囲は狭くなって背景が大きくぼける。
でも奥行きのあるものを撮るときなど、手前から奥まできっちりピントが合ってほしいときもある。
そんなとき、フォーカスを微妙に変えながら連写して、手前から奥までピントがあったマクロ写真を作ってくれる機能だ。
ちなみに手持ちでも条件がよければなんとかなります。
深度合成した方の写真がこちら。
模型を撮るとか虫を撮るとか、全体にピントを合わせたいときに使うべし。
3番目のポイントはアウトドアギアとしてのTG-5。
2016年に発売されたフィールドログカメラ「TG-Tracker」のフィールドログ機能がTG-5に入ったと思っていい。これは強力。
電源オフの状態でINFOボタンを長押しするとこんな画面になる。
時刻・気温・方角・気圧と高度・緯度経度を確認できるのだ。
GPSの測位が完了しているとき撮影すると、写真データにも緯度経度や高度、方角がこのように記録される。
こういうのが大事。
当然ながら、位置情報をつけるにはGPSをオンにしておくこと。
ただ、測位は遅い。電源を入れてから測位が完了するまで数分かかる。まあGPSによる測位は上空の複数のGPS衛星の電波を受信してから現在地を計算するので時間がかかるのであるが、それにしても遅い方だ。
測位を速くするには「A-GPS」を使うべし。
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