そして最後にもう1つのパターンである、アンプもスピーカーも内蔵してしまったフル一体型のアナログレコードプレーヤーについても触れておこう。このタイプの人気モデルとして、最初に思い浮かぶのはティアックの「LP-R550USB」だ。
本体のターンテーブルにレコードをのせて、一体型の本体に搭載されているアンプとスピーカーを使ってラジカセ感覚で再生が楽しめてしまう。そのうえCD-R/RW録音機能も付いているので、貴重な中古盤アナログレコードの音源をCD-Rなどに録音してデジタル保存ができる。それだけでなく、再生しているアナログレコードの音声をUSB端子から出力もできるため、アプリケーションソフトを用意すればPCで録音することも可能だ。そして驚くことにカセットテープ再生機能も統合しているという多機能ぶりで、価格は税込7万1794円。
ほかにもプレーヤーにアンプとスピーカーを合体させた製品は色々なメーカーから発売されており、オーディオショップだけでなくおしゃれな雑貨屋などでも取り扱われている。まずはとにかくアナログレコードを聴いてみる機会としてふさわしいものもあるが、レコード再生は振動の影響も受けやすいので、まずは本体がしっかりと作り込まれているプレーヤーを選ぶことをオススメしたい。
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