大切な人へのプレゼントにも――テレビの音を手元で聞けるワイヤレススピーカーの選び方(2/2 ページ)

» 2017年09月04日 10時00分 公開
[PR/ITmedia]
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テレビも操作できる「AT-SP450TV」、場所をとらない「AT-SP350TV」

 「AT-SP450TV」と「AT-SP350TV」は、コンパクトなモノラルタイプのワイヤレススピーカーです。両機の違いはテレビリモコンの有無だけ。AT-SP450TVはテレビの電源とチャンネル、ボリュームを調節できるリモコン部も備えているのが便利です。

テレビリモコン付きの「AT-SP450TV」。操作部はやはり大きくて扱いやすいボタンとダイヤル式のボリュームを備えています。スピーカー本体の外形寸法は106(幅)×110(高さ)×160(奥行き)mm

 この2機種は、デジタル無線ではなく赤外線方式を採用しているため、伝送距離は見通し約7m。赤外線には指向性があり、障害物にも弱いため、送信機との間に人がいると音が途切れる可能性もあります。しかし、実際に使ってみると、部屋の中では赤外線が反射して、送信機との間に食器などが置かれても問題なく使えます。送信機の前に人が座ったりするとさすがに途切れますが、普段の生活の中で困ることは少ないと思います。

こんな状態でも問題なく使えました

 もう1つ、AT-SP767TVとの大きな違いは、スピーカー部にバッテリーを内蔵していないことです。単三形乾電池4本で駆動できるほか、スピーカー部用のACアダプターも同梱されているので、電池代が気になる場合はコンセントに接続して使うこともできます。普段はコンセントにつなげておき、持ち運びたいときだけ乾電池を使うといった使い方が適していると思います。

 送信機は充電機能を持たないために非常にコンパクト。テレビのスタンド下やAVラックのすき間などに手軽に置けるのもうれしい部分です。テレビとの接続はイヤフォン端子を使用しますが、AT-SP767TVと同様、RCAピンの変換ケーブルが付属しています。

送信機は104(幅)×28(高さ)×68(奥行き)mmと手のひらサイズ。背面のスライドスイッチで「自動」を「入」にしておくと、テレビからの音声信号が切れた2分後にスタンバイ状態になります

 音質面も上々。スピーカーはモノラルですが、斜め上向きに配置されているためテーブルの上に置くとちょうどいい角度で音が聞こえます。もちろん「はっきり音」も備えています。

 実際に使用してみると、音質もさることながら、音の遅延がほぼないことに驚かされました。ワイヤレススピーカーは、伝送時に音声信号処理を伴うため、遅延が発生する製品が少なくありません。遅延が大きい場合、家族と一緒にテレビを見ようと両方のスピーカーから音を出すと“ずれて聞こえる”こともあってストレスを感じます。

「AT-SP350TV」。テレビのリモコンがないだけで基本的に「AT-SP450TV」と同じ仕様です

 しかし、AT-SP450TVとAT-SP350TVはとても優秀で、“まったく問題のないレベル”です。一緒にいる家族もストレスなくテレビを楽しめるのはもちろん、場所によってはワイヤレススピーカーが鳴っていることにすら気づかないかもしれません。これは大きなメリットです。

 今回、取り上げた3機種はオープンプライスで販売されています。店頭ではAT-SP767TVが1万7000円前後、赤外線方式の2機種はそれぞれ1万円、8000円程度で店頭に並んでいます。テレビは簡単に買い替えるわけにいきませんが、サウンドアシストシリーズなら8000〜1万7000円前後の出費でテレビの音を劇的に改善できますから、奥さんや両親など大切な人たちへのプレゼントにも最適。末永く家族団らんを楽しみたい――そんな気持ちを伝えられるアイテムです。

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提供:株式会社オーディオテクニカ
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia LifeStyle 編集部/掲載内容有効期限:2017年9月10日

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