では撮ろう。右手人差し指でシャッターボタン回りのレバーをくにっと回すと電源がオンになる(ちょっと硬めなのがまたいい)。
絞り優先で撮るなら、まず左ダイヤルのセンターボタンを押して撮影モード切り替えにし、左ダイヤルを回して絞り優先モードにする。
そして左ダイヤルで露出補正、右ダイヤルで絞り値を変え、構えてフォーカスを合わせてシャッターを切る。
シャッターは重すぎず軽すぎず、しかもシャッター音が小気味よい。気持ちいい音がするのだ。ミラーレス一眼でもシャッター音は大事なのだ。
そしてまず撮ったのがいつものこちら。青空の発色が独特。
ちなみに2400万画素でボディ内手ブレ補正はなし。
AFは速くて快適。
AFモードは多点測距、測距枠(十字キーでAF枠を動かせるモード)、顔認識、タッチAFなど全部で7つある。それぞれが排他的(例えば多点測距時はタッチAFは使えない)なのはちょっと不便。
人を撮るときは顔認識AFが使える。
いい意味でナチュラルな写りだ。
ISO感度は100から50000まで。ISOオート時は感度の上がり方を自分でセットできる。さすがなのは「1/f」単位での指定ができること。fは「focal length」、つまり焦点距離。
18mmのレンズで「1/f」を指定すると1/20秒を切るとISO感度があがるようになる(1/18秒にならないのは、キリがいいところで丸めているからか)。「1/[2f]」だと「1/40秒」。
今回は、シャッタースピードを速めに維持する「1/[4f]」(これが上限)にしてみた。だから1/80秒でISO感度が上がり始める。
画角が狭くなるほど手ブレの影響は大きくなるので、それを考慮してセットできるのはいい。
例によってISO400から50000まで上げながら等倍でチェック。
ISO感度を上げてもISO6400くらいなら悪くない。さらに上げても、不自然に絵をつぶさずノイズは残す感じになるのは良し。
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