「G-SHOCK」のニューフェイス、タフでスタイリッシュな「G-SQUAD」を“相棒”に街歩き（3/3 ページ）

[山本敦，PR／ITmedia]

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仕事や日常生活に応用できる各種時計機能も満載

　GBA-800に搭載されている機能はステップトラッカーだけじゃない。最大5本のプログラムを20セット反復できる「プログラムタイマー機能」は、決まった運動を一定時間で連続して行う筋力トレーニングなどにおすすめだ。アプリでプログラムを作成して、時計に転送・保存ができるのが便利。または時計単体で5分1セットのタイマーをセットしてキッチンタイマー代わりに使ってもいい。

時計の機能が分からなくなったらいつでもアプリから確認できる

　なおタイマーにもユーザーが作成したプログラムをシェアカードにしてSNSに公開できる機能がある。ステップトラッカーとタイマーともに、現在はカードにしてシェアはできるが、受け取った側はカードをタップしてもG-SHOCK Connectedアプリに誘導されるだけ。今後はステップトラッカーの詳細画面を確認したり、他のユーザーが作成したタイマーの設定を読み込んでトレーニングメニューを共有できるような使い方もアップデートにより追加を検討しているそうだ。

　ターゲットタイムの設定にも対応するストップウォッチ機能は目標を設定した長距離、短距離走のトレーニングに役立つ。目覚まし代わりになるアラームは任意に設定した5件を保存できる。

ストップウォッチやアラーム機能も搭載。こちらもスマホと時計本体が密に連携する

　時計が表示する時刻はメインのホームタイムとワールドタイムの2件を同時に表示できる機能を持っている。今回バルセロナでの滞在時には、8時間進んでいた日本の現在時刻が一目で分かったので、日本に原稿を入稿するときや、家族に連絡をするときに重宝した。

2つの時刻を一度に表示、確認できるワールドタイム機能を搭載

ワールドタイムの設定はスマホアプリからでも簡単にできる

　また今回は幸い使うことはなかったが、万が一時計とペアリングしているスマホが手もとに見つからない時には、時計のボタン操作でスマホから強制的に音を鳴らして在処を突き止められる「携帯電話を探す」機能も搭載する。空港で飛行機を乗り継ぐ時に、ふとスマホをバッグのどこに入れたのか分からなくなる時もあるので、いざとなったら時計から探せる“秘密兵器”を持っていることがとても心強かった。

　今年の2月末のバルセロナは、屋外を歩くときには厚手のパーカーが欠かせないほど寒かった。GBA-800のリストバンドは長さが15段階で細かく調節できて、アウトドアウェアの表側からでも手首に巻ける。ベゼルケースがほどよいサイズ感なので、手首を返した時にも甲にぶつかって不快感を感じることがない。スタイリッシュな時計を身に着けて街を歩く自分がとても誇らしく感じられて、旅の間も終始気分が高まった。

バルセロナの街の観光スポットを歩き回りながら旅の記録をマップに記録していく

　カシオの新しい“G-SQUAD”はウォーキングやジョギングなど、毎日のトレーニングにいま一生懸命になっている方、あるいはこれから頑張ろうと決意を固めている方、それぞれが毎日身に着けていたくなるであろうスマートウォッチだ。使い勝手がとてもシンプルなので、一緒にスポーツを楽しみたい恋人や家族、健康に気をつかってもらいたい父母への贈り物にも最適だと思う。G-SHOCKシリーズからまた1つ、多くのファンに愛されそうな定番モデルが誕生した。