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Special:親子で一緒に楽しめるデジタル絵本

 かわいらしい声で「パパ」と呼ばれている読者に問いたい。「絵本をわが子に“しっかりと”読み聞かせている」と自信を持って答えられるだろうか?

 絵本は、子どもの豊かな感性を育む情操教育ツールとしてはもちろん、お互いに寄り添って絵本を読み聞かせることで、親と子のコミュニケーションをより深めることができる簡単かつ効果的な手段だ。

 筆者にも“絵本大好き”の2歳半になる娘がいる。自分1人で読むこともあるが、たいていは「ごほん、よんでー」と読み聞かせをせがむ。普段はママが朗読するケースが多いのだが、娘の就寝前に(運よく)帰宅できた時や休日などは、積極的に“絵本タイム”を作ってコミュニケーションを深めることを心がけている。

 “子どもの教育には比較的熱心”を自負し、「子育てはママ任せにせずに自分も積極的に参加する」というパパが近年増えているといわれ、筆者もこれに該当する。絵本も「自分の目で選んで与えたい」という思いは強い。

 だが仕事が忙しいため、なかなか書店まで足を運ぶことができず、たまに絵本コーナーに出かけても、あふれんばかりの絵本を前にしてどれを選んでいいのか分からないというパパたちの声もよく聞く。ご多分にもれず筆者もそのクチだ。結局は、amazonなどオンライン書店の絵本コーナーで売れ筋ランキングや読者レビューを参考にして、マウスクリックで絵本をカートに放り込むというパターンに落ち着く。

 しかし、この方法は“当たり外れ”も少なくない。購入前に絵本の中身全部を「立ち読み」できるオンライン書店があったら便利なのだが、世の中そううまくはいかないのだ。

 図書館で借りるという方法もある。実はわが家は、絵本コーナーが充実した公立図書館まで歩いてわずか2分という好立地にある。だが恥ずかしながら、娘を図書館に連れて行ったのはまだ1回しかない。

 こんなに近いのになぜ利用しないのだろうと考えてみると、絵本を読み聞かせたいと思い立つのは、たいてい「夜」か「天気が悪くて遊びに行けない時」ということに気づいた。夜は図書館が閉まっているし、悪天候で外出したくないから絵本を読もうとしているのであって、それを借りるために外出するはずもない。また、不特定多数が利用する図書館の絵本は、特に小さい子どもが読むだけに汚れや損傷も少なくない。そもそも、借りて読んだ後に返しに行くのが面倒だ。こんな理由で図書館を利用しないパパは多いと思う。

「おはなし絵本クラブ」でオンライン絵本を体験

 e-コマースの代表格として以前から期待されていた電子書籍。近年の急速なブロードバンド普及によって、絵や写真の多い書籍もオンラインで閲覧できる環境が整ってきた。だが、未成熟なデジタル著作権管理技術(DRM)といった問題もあって、出版業界は電子書籍にはまだまだ消極的だ。

 そんな中、デジタル絵本のWebサイト「おはなし絵本クラブ」のニュースが飛び込んできた。PCを使って絵本を読むことができ、本文を朗読した音声も流れるというPCならではの“ハイパー絵本”スタイルで、3〜6歳児を対象として常時20冊から読みたい絵本を選べるという。

「おはなし絵本クラブ」のトップ画面
画面1
入会登録の画面
画面2
入力項目は必要最低限のシンプルなもの

 肝心の絵本の方も「葉祥明」「酒井駒子」「きたやまようこ」など、筆者でさえ知っている著名な絵本作家が名を連ねている。これは、絵本の著者が電子書籍で危惧する「著作権問題」がクリアできている証拠でもあり、毎週2冊ずつ入れ替わるという今後の絵本ラインアップにも大いに期待できるわけだ。

 3月いっぱいまで無料で利用できるということなので、さっそく入会登録をしてみた。この手の登録にしてはいたってシンプルな入力項目で、たいした個人情報を提供せずに利用できるのはうれしい。登録の流れもいたって簡単で、オンライン入力を済ませると会員ナンバー/パスワード/オープンキー(著作権保護のために使う)が即座にメールで送られてくる。あとは、20冊が並ぶ“えほんだな”からログインするだけだ(「おはなし絵本クラブ」では5月末まで、入会した月の会費が無料になる『1カ月目が無料!』クーポンのプレゼントキャンペーンを実施中。詳しくはこちらをご覧ください)。

 娘に読み聞かせる前に、まず自分でこの“ハイパー絵本”を確かめてみた。

ビューワーソフト「FlipViewer」
画面3
ビューワーソフト「FlipViewer」を使ってハイパー絵本を閲覧する(Copyright (C) 2004 SOFTBANK Media & Marketing Corp. All rights reserved.)

 絵本の閲覧には、E-book Systemsのビューワーソフト「FlipViewer」を使う。アルバムソフト「フリップアルバム」の閲覧ソフトとして知っているユーザーも多いかもしれない。紙の本をあたかもめくっているかのようにページ送りを3Dグラフィックスで表現し、「ペラッ」という紙をめくる効果音もしっかり付いてくる。FlipViewerが未インストールのPCは、絵本を読む前に自動的にインストールされる。

 使用環境は「準備ガイド」に詳しく書かれているが、ブロードバンド環境(下り300Kbps以上の常時接続)があり、ここ2〜3年以内に購入したWindows PCを使うのならまず間違いなく動くだろう。「おはなし絵本クラブ」では著作権保護のために、絵本を閲覧するPCに特定のナンバーを登録する「オープンキー」を採用している。1つのオープンキーで登録可能なPCは1台のみなので、PCを複数台所有しているユーザーは利用シーンなどを考えて慎重に登録PCを決めることが必要だ(OSクラッシュやPC買い替えなどを考慮して、オープンキーは2つ提供されるが、これはあくまでも予備。複数台のPCで利用したい場合には、その分、会員登録すればいい)。

画面4
ペラペラとページをめくる感覚は“紙の絵本”に近い(Copyright (C) 2000 SOFTBANK Media & Marketing Corp. All rights reserved.)

 利用前に気になっていたのが「電子書籍の閲覧レスポンス」だ。静止画とはいえ、絵本の繊細な絵のタッチをPCディスプレイ上でしっかり表現するためには、ある程度の画像データ量は必要。だが絵本によっては、10数ページから20ページ以上に及ぶものもある。ブロードバンド環境とはいえ、読み込みにいちいち時間がかかるようでは、気軽に利用しようとは思わない。

 だが、そんな不安はすぐに払拭された。筆者宅のブロードバンド接続環境の実効スループットは下り3.5Mbps程度なのだが、絵本を選んでから1ページ目を表示するまでが10秒前後かかるものの、その後は画像の読み込み時間待ちはまったくない。最初の10秒で全画像データを読み込めるはずはないのだが、読み進む途中で先のデータを随時読み込んでいるようだ。ページをペラペラとめくる感覚は、紙のそれに非常に近く、めくる動作だけでも楽しくなる。

娘の反応は……

 準備を整え、「絵本、読もうか」と娘に声をかけてみる。「うん!」と元気な返事の後に「ごほんは?」と不思議そうな顔。

20冊のアイコンが並ぶ“えほんだな”
画面5
上の小ウインドウは、今月何冊読んだかが分かる「バロメーター」
画面6
アイコンの上にマウスを持っていくと、絵本の作者/出版社名やあらすじが表示される

 「ここに絵本が出てくるんだよ」とPCのディスプレイを指差しながら答えると、いつもと違う状況に興味津々の表情を見せる。画面上の“えほんだな”に並んだ20冊は、表紙の特徴的な絵の部分が拡大されてアイコンになっている。子どもの好きな動物モノが多いこともあり、娘も食い入るように画面をのぞき込んでいる。読みたい絵本を自分で選ばせてみることにした。

「どれを読もうか」
「うーんと……、これ!」

 目を輝かせて選んだのは、娘が大好きなカバが表紙絵になっている「じゃぶじゃぶパパ」(よこやまみなこ・作/絵)。20冊がズラリと並んだ中から読みたい絵本を選ぶのは、娘にとっても初めての経験。こんなことができるのも、ハイパー絵本ならではだ。

 絵本のページめくりは、マウスポインターを置いてクリックするだけという簡単操作。ページが重なっている部分にマウスを持っていくとページ数が現れ、そこでクリックすると該当ページへジャンプすることもできる。また、ページめくりはマウス以外にカーソルキーの左右でも行える。わが家の娘の場合は、絵本の上でマウスをチョロチョロ動かしていると、絵本よりもそれが気になってしまう様子だったので、カーソルキーに変更すると絵本に集中してくれるようになった。

パパだけじゃない――ママも「絵本」で悩んでいる

 「絵本を読むのは得意じゃない」「どんな絵本を与えたらいいの?」「子どもが絵本に集中しない」――このような声は父親だけではなく母親からもよく聞かれる。このコラムを読んで「おはなし絵本クラブ」に興味を持ったパパは、ぜひママにも声をかけてみて、一緒に読んでみてほしい。きっと絵本のことで同じ悩みを抱えているはずだからだ。

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