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オンキヨーがハイレゾプレイヤー「DAC-HA300」を来春発売――「HF Player」Android版も第6回ポタフェス

オンキヨーがポタフェス会場で発表会を催し、ハイレゾプレイヤー付きポータブルヘッドフォンアンプ「DAC-HA300」を発表したほか、「HF Player」の今後の展開についても語った。

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発表会の様子

 オンキヨーは、ポタフェス会場で発表会を催し、ハイレゾプレイヤー付きポータブルヘッドフォンアンプ「DAC-HA300」を発表したほか、「HF Player」の今後の展開について語った。

 まず「DAC-HA300」は、既にティアックブランドから発表されている「HA-P90SD」のオンキヨー版といえるもの。ポータブルヘッドフォンアンプのティアック「HA-P50」とオンキヨー「DAC-HA200」と同様、同じプラットフォームを使いながら独自のチューニングを加えた。


オンキヨー「DAC-HA300」のボディーカラーはつや消し黒。ティアックの「HA-P90SD」はブラック/シルバーとレッド/ブラックの2種類だったが、渋めの色がほしかった人にはうれしい新製品かもしれない

 具体的には、オペアンプをMUSEに変更、またボディーカラーをつや消しブラックに変えている。そのほか機能面はHA-P90SDと同様で、DACのバーブラウン「PCM1795」や44.1k/48kHzそれぞれのマスタークロックといった仕様はそのまま。単体でDSDを含むハイレゾ再生が行えるほか、PC/MacとUSB接続して、あるいはiOSやAndroidなど幅広い機器と組み合わせてハイレゾ再生が楽しめる。2015年春に発売する予定で、価格などの詳細は後日改めて発表するという。

「HF Player」は多面展開

 「HF Player」は、Android版正式リリースのスケジュールに加え、新たにWindows版とMac版の登場がアナウンスされた。このうちWindows/Mac版についてはオンキヨー製USB-DACとの組み合わせが前提になるため、ユーザーは無償で利用できるものの、そのほかのユーザーにはあまり関係はない。

 一方のAndroid版は、USBのホストモードに対応し、外付けDACと組み合わせてハイレゾ出力を行えるようになる。iOS版同様に幅広い端末とUSB-DACをサポートするのが特徴で、そのため独自開発のドライバーをアプリと組み合わせたという。なお、最近のAndroidスマートフォンは内部DACによるハイレゾ再生も可能になっているが、同社では「イヤフォン出力でのハイレゾ再生には未対応。まずは外部USB-DACとの組み合わせでiOS版なみの機能を実現する」と話していた。

 なお、ハイレゾ再生にはiOS版同様に課金が発生する見込みだが、金額はいまのところ未定。リリース時期はいずれも2015年1月下旬となっている。

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