ラトック、豊富な入出力端子を持つポタアン「REX-KEB03」を正式リリース:バランス接続に一工夫
ラトックシステムは、DAC内蔵ポータブルヘッドフォンアンプの新製品「REX-KEB03」を発表した。昨年末の「第6回ポタフェス」で参考展示したバランス駆動の“ポタアン”。
ラトックシステムは3月31日、DAC内蔵ポータブルヘッドフォンアンプの新製品「REX-KEB03」を発表した。昨年末の「第6回ポタフェス」で参考展示したバランス駆動の“ポタアン”。オープン価格で4月下旬に発売する。実売想定価格は4万1481円(税別)。
DACチップにESSの「ES9018K2M」を採用。最大384kHz/24bitのPCM音源やDSD 5.6MHzの再生が可能だ。2基の水晶発振モジュール(22.5792MHz、24.576MHz)や、フルバランス構成のアンプ回路を搭載したぜいたくな仕様だ。
また豊富な入出力パターンを持っている点も特徴。例えばLightningコネクターを持つiPhone、Xperiaは付属のケーブルで、またAstell&Kern「AK240」は光デジタル入力端子で接続できる。PC/Macはもちろん、ウォークマン「NW-ZX2」もソニー純正のUSB変換ケーブルがあればUSB接続が可能だ。
ヘッドフォン出力にも一工夫。通常のイヤフォンなどを接続する3.5ミリステレオミニジャックの横に2.5ミリジャック2つを備えており、その一方を使ってAKシリーズ互換の2.5ミリ4極(バランス)、両方でラトックシステムが従来機で採用していた2.5ミリ×2(バランス)を利用できる。さらに変換アダプター併用ならソニーの純正バランスケーブルも接続可能だ。
バッテリーも大容量化。3000mAhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、光入力モードなら14時間の連続駆動が可能だという。
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ラトックシステムは、「第6回ポタフェス」で新しいUSB-DAC内蔵ポータブルアンプ「REX-KEB03」を参考展示した。スマートフォンとの接続を中心に考えたポータブル向けにフォーカスした仕様だ。
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