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ポケGOの「天気」システム、その影響は予想以上かもしれない(1/2 ページ)

天候にも恵まれた先週末はスマホ片手に公園を散策する人たちが増え、JR錦糸町駅前のジムには早速「ケッキング」が配置されていた(仕事早すぎ)。今回は、そのケッキングと天気に関係するお話。

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 第3世代に当たる「ポケットモンスター ルビー・サファイア」のポケモン追加で再び活気づく「Pokemon GO」(以下、ポケGO)。天候にも恵まれた先週末はスマホ片手に公園を散策する人たちが増え、JR錦糸町駅前のジムには早速「ケッキング」が配置された(仕事早すぎ)。今回は、そのケッキングと天気に関係するお話だ。

土曜日の朝、「ポケットモンスター ルビー・サファイア」のポケモン50種類程度が追加された(写真=左)。実装初日の夕方にはジムに寝そべる「ケッキング」がいた(写真=右)

 新たに実装された「天気システム」では、現実の天気がゲーム内に反映される。雨の日には画面内でも雨が降り、水タイプのポケモン出現率が上がり、バトルでも水技は威力が“ブースト”される。12月9日(土)の東京は朝から「晴天」で、第3世代を含む、くさタイプのポケモンが多く出現(ブーストされるのはくさ、じめん、ほのお)。新しいポケモンたちに舞い上がり、この日のために用意していた「パイルのみ」を投げながら「ロゼリア」を乱獲した。進化しないと気付くまで。

ロゼリアのCPがブーストされている状態(写真=左)。この後、アメを140個ためた(写真=右)

 もう1つ気付いたのは、「Pokemon GO Plus」(以下、ゴプラ)使用時のゲット率が下がったのではないか? ということ。というよりも、天気システムで多く出現するポケモンのCPがブーストされたため、逃げられる率も上がってしまった印象だ。その後、手動に切り替えて確実なゲットを心掛けたところ、「ほしのすな」のたまり具合も今までより早かったような気がする。天気でブーストされたポケモンは、ゲット時に多くすなを提供してくれるのだ。

 それ以上に天気システムの重要さを考えたのは、日曜日の夜、知り合いのトレーナーと話していたときだった。彼は「ポケット・モンスター ルビー・サファイア」については「おいっ子が遊んでいるのを見ていた」程度のオッサンだが、見せてくれた「ポケモンボックス」には、レア枠の「ナマケロ」がずらり。クルマや自転車は持っておらず、チートツールは嫌いで、課金も奥さんに禁止されている彼がなぜ?

「ナマケロ」(写真=左)と進化形の「ヤルキモノ」(写真=右)。さらに「ケッキング」へと進化する

 夕方、彼が近所で散歩という名のポケ活をしていたところ、「ニアバイ」に黒い影が現れた。捕獲しに行ってみるとナマケロで、その後も10〜15分おきに近所に出現したという。3体目あたりからはトレーナー本能に火がつき、“ヤルキモノ”に進化。数時間かけて10体以上をゲットしたという。捕獲場所は全て住宅街(小さな公園を含む)で、いわゆる「ポケモンの巣」ではない。「ルアーモジュール」などのアイテムも使っていない。

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