第10回「日本ブルーレイ大賞」、グランプリに「君の名は。」
DEGジャパンが「第10回 日本ブルーレイ大賞」の受賞作品を発表した。今回、グランプリを獲得したのは、新海誠監督の「君の名は。」だった。
DEGジャパンは2月21日、「第10回 日本ブルーレイ大賞」(『DEGジャパンアワード』から改称)の受賞作品を発表した。過去1年間に発売されたBlu-ray Discタイトルの中から画質や音質などBlu-ray Discの特長を生かした作品を表彰するアワード。今回、グランプリを獲得したのは、新海誠監督の「君の名は。」だった。
「君の名は。」は2016年に劇場公開され、邦画史上2位となる興業収入250億円を記録した大ヒット作品。Blu-ray Discは2017年7月に発売され、通常版「スタンダード・エディション」、特典映像などが充実した「スペシャル・エディション」、4K/HDR対応のUltra-HD Blu-rayも付属する「コレクターズ・エディション」の3種が同年8月7日付オリコン週間映像ランキングの1位から3位までを独占した。DVDを合わせた累計販売枚数は、17年12月時点で85万9810万枚(オリコン調査)。
グランプリの審査では、「君の名は。」を「日本のアニメの水準の高さを象徴するかのような国際水準のクオリティ。画質はもちろん、内容的にハイレベルで、総合的に優れたすべての年代から支持された名作」と評価。「画質のクオリティのみならず、Blu-ray Discがこれほど売れたという市場性も他の作品から突出しており、まさにグランプリにふさわしい」とした。
準グランプリは「ダンケルク」と「モアナと伝説の海」が獲得。また審査員のイチオシ作品の中から選ばれる審査員特別賞には「ラ・ラ・ランド」、ユーザーの投票で決まる「ユーザー大賞」は「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」が受賞した。
関連記事
- 審査委員長直伝! 第9回「ブルーレイ大賞」レビュー(前編)
- 審査委員長直伝! 第9回「ブルーレイ大賞」レビュー(後編)
- 第9回ブルーレイ大賞、ついにグランプリを獲得した“SF映画の金字塔”――ユーザー大賞は「ラブライブ!」
DEGジャパンが「第9回DEGジャパン・アワード ブルーレイ大賞」の受賞作品を発表した。過去1年間に発売されたBlu-ray Discタイトルの中で“高画質”や“高音質”などBlu-ray Discの持つ特徴を生かした作品を表彰するアワード。その「グランプリ」に輝いたのは……。 - 最高画質を選ぶ「DEGジャパン・アワード」、今年から「ベストUltra HD Blu-ray賞」を新設――「ユーザー大賞」の投票は12月1日スタート
DEGジャパンが「第9回DEGジャパン・アワード/ブルーレイ大賞」の概要を発表した。今年は、第1回(388作品)の約10倍となる3814作品(発売予定含む)が対象。また新たに「ベストUltra HD Blu-ray賞」を設ける。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.