5日間でのべ17万2137人が来場し、盛況のうちに幕を下ろした「CEATEC JAPAN 2011」。国内でも4Kのスタートを印象付けるイベントとなったが、AV評論家の麻倉怜士氏はどのように受け取ったのか。詳しく話を聞いていこう。
ここ最近、注目を集めるワイヤレス給電技術の試作品やデモも、「CEATEC JAPAN 2011」に数多く披露されていた。
DTSといえば、「DTS-HD Master Audio」に代表されるサラウンドコーデックの会社として有名だが、最近ではPCやカーオーディオ向けのポストプロセッシング(事前の信号処理)でも存在感を示している。
次世代パワーエレクトロニクス研究開発機構(FUPET)が、40kW/lのパワー密度を持つオールSiCインバータを開発した。今後はスイッチングノイズを低減するなどして実用化に近づける方針だ。
太陽誘電が開発した「DVD」は、書き込み読み出しができないかわりに発電できる。なぜこのようなものを開発したのか。コストダウンに適しており、新しい用途が開けるからだ。
パイオニアブースで参考出展されていた「コミュニケーションテーブル」は、会議や家族間コミュニケーションの未来を感じさせるものだった。大型ディスプレイとPCをテーブルに組み込み、画面上の画像や映像を手を使って直感的に動せる。
エレクトロニクス業界の一大イベント「CEATEC 2011」の注目展示を写真で振り返るフォトギャラリーの後編。世界第1位に輝いたあのスーパーコンピュータに搭載された“トーフ”とは? そしてNTTドコモのブースに並んだ食品サンプルはいったい何のデモ?
「CEATEC JAPAN 2011」では、4Kパネルの活用が1つのテーマになった。フルHDを表示するには当然アップコンバートと超解像処理などを併用することになるが、従来のアプコンと全く違う処理結果に思わずうなってしまった。
エレクトロニクス業界の一大イベント「CEATEC 2011」が幕を閉じた。本稿では、会場で注目を集めていた各社の展示をフォトギャラリー形式でお伝えする。
CEATEC JAPAN 2011のエイム電子ブースでは、36入力/36出力のマトリックス型HDMIセレクターや1メートルあたり8万円というハイエンド向けHDMIケーブルを展示した。
「情報配信サービス」はテキストによる提供が基本だが、ドコモが開発している新サービスでは、1枚のイメージの中に情報を仕掛けるというもの。スマートフォンのロック解除画面から取得できる。
「CEATEC JAPAN 2011」で4K対応テレビ「55X3」などの新製品を一挙に発表した東芝。同社の「REGZA WORLD」において、それぞれの製品はどのような役割を果たすのか。REGZAの商品企画を担当する本村氏に話を聞いた。
CEATEC JAPAN 2011の加賀ハイテックブースで、来場者の反響が大きいという小型メディアサーバ「MeoBank」が展示されている。小さくなったメディアサーバの新たな使い方を来場者が“提案”するのだという。
富士通が開発した全固体二次電池は、半導体製造プロセスを応用した気相プロセスで製造することが可能だ。エネルギーハーベスティングデバイスのバックアップ電源などの用途に向ける。
CEATEC JAPAN 2011の村田製作所ブースでは機器に触れずに操作を行う、非接触型インタフェースを展示している。赤外線や超音波を使って、指や手の動きを検知する仕組みだ。
シャープの「EVスマートパワーコンディショナ」は、EVの充電、EVからの給電、太陽光発電システムとEVの連携など、スマートハウスとEVの電力連携を1台の装置で行うことができる。
CEATEC JAPAN 2011、米iRobot社の日本総代理店を務めるセールス・オンデマンドのブースでは2011年10月7日発売の新製品「ルンバ 700シリーズ」の他、iRobot社が手掛ける各種ロボットが展示された。その模様を多数の写真でお届けする。
シリコンイメージが「CEATEC JAPAN 2011」開催に合わせてプレスカンファレンスを催し、HDMI、MHL、WirelessHDの最新技術動向を説明した。9月のIFAで発表した「InstaPrevue」のデモンストレーションも行っている。
撮影した食事の写真を解析してカロリーを表示、息を吹きかけて空腹度を測定するといったダイエット支援サービスを、ドコモが参考出展している。
東芝は、リモコン操作でも待機時消費電力を0Wにできる「ecoチップ」を搭載した液晶テレビの試作品を公開。試作品のベースモデルの待機時消費電力が約0.13Wであるのに対して、試作品は0Wになることを示した。
CEATEC JAPAN 2011のインテルブースでは、先日発表された東芝のUltrabook「dynabook R631」をはじめ、ASUS、レノボ、エイサーのUltrabookが展示されている。日本で未発表のモデルも3機種用意した。
パイオニアは、広さの限られている駐車スペースに設置しやすいように、送電モジュールに電力変換回路と無線通信機能を一体化したEV/PHEV向け非接触充電システムを開発した。パナソニックも、IHクッキングヒーターの技術を活用したシステムを開発中だ。
NTTぷららが制作した4K2Kの高精細な映像コンテンツを、東芝が発表したばかりの新型液晶テレビに映して見せた。技術検討の段階であり、商用化については現時点では未定である。
2012年12月に開始予定のLTE、現行の3G通信をさらに高速化するEV-DO Advancedなど、KDDIブースでは最新の通信技術が披露されている。
タムラ製作所の新型ACアダプタは、ノートPCなどの機器がシャットダウンされると待機状態に切り替わり、無駄な消費電力を抑える機能を備えている。待機時の消費電力は、一般的なACアダプタの1/100以下だという。
映像が、また新たなる進化を迎えようとしている。「CEATEC JAPAN 2011」では、東芝、ソニー、シャープが4K×2Kの展示を行い、うち2つは年内にも店頭に並ぶ。その実力を展示会場でチェックしてしてきた。
三菱電機はCEATEC JAPAN 2011で「鉄道車両内におけるパーソナルな情報提供サービス」の展示デモを披露した。乗客の安心・便利を実現するスマートフォンを活用した情報サービスとは? 現在運行中の実験車両(山手線)に乗って試してきた!!
京セラが開発したタッチパネルは、タッチパネルを振動させる周波数や振幅を圧電素子で変えることで、タッチパネルに触れたとき、「クリック感」や「ぐにゃりとした感触」、「押し込んだ感覚」といったさまざまな感触を与えられる。
アルプス電気が開発したRFモーションセンサーを使えば、人体のわずかな動きを検出できる。空間に放射した電磁波と、対象物で反射して戻ってきた電磁波との位相差を測定することで、対象物の動きを検出する。
大真空は水晶片やパッケージの設計/加工技術を磨くことなどで、実装面積が0.8×0.6mmと小さい水晶振動子を開発した。世界最小だと主張する。製品化の時期については、現時点では未定だとした。
最大300Mbpsの無線LAN通信を可能とするWiMAXルータの新モデルがWiMAX小ブースに展示されていた。据え置き型のシンセイコーポレーション製だ。
これがリモコンの未来形!? ねじって曲げてチャンネルを切り替える新感覚のリモコンを村田製作所が「CEATEC JAPAN 2011」で公開している。
NECアクセステクニカの個人向け無線LANルータ「Aterm」シリーズに、VPNを積極サポートするモデルが追加される。CEATEC JAPAN会場で試作機を公開した。
「CEATEC JAPAN 2011」に出現した、巨大な耳のついたピンク色の小型ワゴン。ちょ、耳デカすぎだろっ!
CEATEC JAPAN 2011のアルプス電気ブースではリモコンとキーボードが一体となった入力デバイスをはじめ、最先端の入力デバイスやポインティングデバイスが多数展示されている。
はこだて未来大学が、ロボットの連続歩行でギネス記録を更新したという2足歩行ロボットを「CEATEC JAPAN 2011」で展示していた。手のひらが五稜郭、指は土偶というヘンテコなイカ型ロボットも。
1、2年前あたりから普及が期待された近接高速無線転送技術「TransferJet」だが、昨今のスマホブームの影響で少し普及が足止めされている──という。
ワイヤレス充電の国際規格「Qi」を推進するWPCは、今後PCでも利用できるようハイパワー化の規格化も進めているという。
実際の風景にナビゲーションを重ねて表示すれば、迷うことなく運転できる……はずだが、実用化はもう少し先になりそう。
小型液晶テレビから超大型「オーロラビジョン」まで、あらゆるサイズ&デバイス&独自技術を持つ三菱電機。CEATECブースでは、レーザープロジェクタ技術を活用した色鮮やかなテレビに注目が集まるなど、特徴ある映像機器群を紹介していた。
負極に炭素系材料ではなく酸化物系材料のチタン酸リチウムを使う、急速充電に対応可能なリチウムイオン二次電池を内蔵した着脱式のジャケットである。スマートホン本体の電池に比べて容量はやや少ないが、10分と短時間で満充電できる。
ドコモがTwitterと連携した2つのサービスを発表。Twitterで人気の高い災害関連情報を閲覧できるWebサイトと、現在地や特定の場所で人気の高いTwitterのトピックを閲覧できるAndroidアプリを開発している。
情報通信研究機構が開発した大画面裸眼立体映像表示技術は、従来課題だった解像度と自然な立体感の両立を目指した技術だ。
KDDIの新聴覚スマートフォンは、内蔵した圧電素子を使って筐体(きょうたい)全体を震わせる。騒音のある場所でも音声を聞きとりやすく、耳栓やイヤフォン、ヘッドフォンをしていてもその上にスマートフォンを当てることで通話できるという利点がある。
三菱電機ブースは、重電まで手がける総合電機メーカーらしく、レーザーテレビのほかに人工衛星の技術や社会インフラ技術について展示。このほかレーザーバックライト液晶テレビ、プロジェクター用レーザー光源が参考出品されていた。
日産自動車は、「CEATEC JAPAN 2011」において、高床式の未来型スマートハウス「NSH-2012」で消費する電力を、電気自動車「リーフ」から供給するデモンストレーションを行っている。その中核を担う電力制御装置は2011年度末までに市場投入される見通し。
「CEATEC JAPAN 2011」のキーノートスピーチにパナソニック株式会社代表取締役社長の大坪文雄氏が登壇。「エレクトロニクスがもたらす、新たな『くらし革命』」をテーマに45分の間、同社の事業展開と併せて講演した。
村田製作所が展示した未来のリモコンのコンセプト展示は、三井化学と関西大学と共同で開発した高透明度有機圧電フィルムを使ったもの。非焦電性という特徴がある。
映画館で普及が進んでいる4K2K(4096×2160画素)の高精細な映像フォーマットに対応した家庭用プロジェクタが登場した。ソニーによれば世界初だという。
ロームは、独自の個片化技術を開発することで、03015サイズのチップ型抵抗器の製品化のめどをつけた。2012年春にサンプル出荷を始める予定である。
魂を重力に引かれて飛ぶことができないあなたでも、CEATECで展示されている人力ヘリコプターに乗ればちょっと飛ぶことができる。
2012年4月からサービス開始を予定している携帯端末向けマルチメディア放送「モバキャス」向けに、番組の調達や製作などを行う放送局の名称が「NOTTV」(ノッティーヴィー)に決まった。テレビとは違うもの、という特徴を最大限アピールするため、“not TV”から名付けた。
11月11日発売予定の3D対応ヘッドマウントディスプレイを一足先に体験。3Dのグランツーリスモで遊んでみた。
HDMI接続時に利用できる新しい連携機能をシャープが開発した。「入力切替をせずに、Blu-ray Discの中身がのぞける」(説明員)という。
センサーをスマートフォンに内蔵するのではなく、外付けのジャケットを装着して計測する。ドコモの「着せ替えセンサジャケット」では、そんな取り組みが進められている。
端末に触れた耳に振動で音を伝える「新聴覚スマートフォン」と、画面の押しこみ具合を認識できる「新感覚スマートフォン」をKDDIがCEATECに出展している。使い心地はどんなものか――会場で実際に体験してみた。
シャープと東芝のブースでヤフーが検討中の新サービス「テレビアシスト」を体験できる。テレビ番組の関連情報が手元のタブレットに表示されるという“ダブルスクリーン”の情報サービスだ。
CEATEC JAPAN 2011の東芝ブースで、Ultrabook「dynabook R631」の分解モデルが展示されていた。
CEATEC JAPAN 2011のシャープブースでは、I3(アイキューブド)研究所と共同開発した「ICC 4K液晶テレビ」の試作機を紹介。ハイビジョンの映像信号から4K映像を“創造”できる大画面テレビ向け新技術だ。
スマートフォンを手軽に充電できるツールとしてドコモが開発しているのが、チタン酸リチウムバッテリーを内蔵した充電器だ。現在のリチウムイオンバッテリーよりも10倍速く充電できるという。
千葉・幕張メッセで「CEATEC JAPAN 2011」が開幕した。家電メーカーが多く集まる「ホーム&パーソナルゾーン」の人気は、4K×2K関連のシアター。各社のブースに午前中から長い行列ができた。
富士通が2011年PC秋冬モデルを発表。改めて、すべて国内製造とする“MADE IN 出雲/伊達”を強くアピールし、2011年の冬商戦に挑む。
CEATEC JAPANのドコモブースで、Xi対応スマートフォン4機種が参考出展されていた。製品名は明かされていないが、メーカー名は確認できた。
東芝が、4K×2Kパネルを搭載する55V型の“REGZA”「55X3」を発表した。専用メガネなしで立体映像を楽しめる“グラスレス3D”に対応するフラグシップモデルだ。
東芝は10月3日、「レグザサーバー」2機種を発表した。全録の「タイムシフトマシン」に合計5TバイトのHDD、新たなネット配信機能など、見所の多い新コンセプトマシンだ。
東芝 デジタルプロダクツ&サービス社がREGZAシリーズの新モデル製品群を発表。55V型の4K2K+グラスレス3Dテレビや全録対応サーバーといったこれまでの主力機器に加え、各社が一般層訴求の方法を悩む「タブレット」を事業の柱に据えるとし、戦略モデルを投入する。
いよいよ4K×2Kの時代がスタートすることになりそうだ。ソニーは10月3日、コンシューマー向けプロジェクターとしては世界初となる4K×2Kプロジェクター「VPL-VW1000ES」を発表した。
「CEATEC JAPAN 2011」前日の10月3日、東芝が4Kパネル搭載のグラスレスレグザ「55X3」や全録対応「レグザサーバー」などを一挙に発表した。
携帯電話機がつながりやすいかどうかは、基地局をどのように設置するかで決まる。スマートメーターが大量に普及した将来、似たような課題が表面化するだろう。電力需要が急変したときにも対応できる、そんなスマートメーター網を作るにはどうすればよいのか。パナソニック電工によれば、自律制御がカギだという。
日立コンシューマエレクトロニクスは、アルミボディーをまとった46V型液晶テレビ“Wooo”「L46-S08」を発表した。S-LEDを活用したユニークな節電機能も搭載。
日立コンシューマエレクトロニクスは、液晶テレビ“Wooo”の新製品として、偏光方式の3D表示に対応した「V09シリーズ」4機種を発表した。
シャープとアイキューブド研究所は9月29日、“次世代テレビ”をうたう「ICC 4K 液晶テレビ」を共同開発すると発表した。早ければ2012年度の年央にも製品が登場する。
映像・情報・通信の総合展示会「CEATEC JAPAN 2010」が10月5日に開幕する。今年のテーマは「Digital Harmony−もっと快適に、もっとエコに」。昨年を上回る規模の展示と91におよぶカンファレンスを用意。期間中に20万人の来場者数を見込んでいる。
アジア最大級、ITエレクトロニクスの総合展示会「CEATEC JAPAN」が幕張メッセで開幕した。2009年は「デジタルコンバージェンスが明日をつくる、未来へつなぐ。」をテーマに、最新のデジタル家電機器や携帯電話、サービス、コンテンツまでが一堂に会する。
アジア最大級の情報通信・エレクトロニクスの総合展示会「CEATEC JAPAN」が今年も幕張メッセで開幕した。最新のデジタル家電機器や携帯電話などはもちろん、サービス、コンテンツまでが一堂に会し、それらへ直接触れることができる。
国内最大級の情報通信・エレクトロニクスの総合展示会「CEATEC JAPAN」が今年も間もなく開幕する。第8回目となる今回は「見える、感じる、デジタルコンバージェンス最前線」をテーマに、会期中20万人の動員が見込まれている。
国内最大級の情報通信・エレクトロニクスの総合展示会「CEATEC JAPAN」が今年も間もなく開幕する。昨年を上回る出展者が集い、会期中20万人の動員が見込まれている。
映像・情報・通信の総合展示会「CEATEC JAPAN 2005」が10月4日に開幕した。2005年のテーマは「発展するユビキタス社会。次が見える、明日が変わる」。約700社が出展して19万人超の来場が見込まれる。会場では、IT/電子分野における最先端技術、製品の展示が行われている。
10月5日に開幕した「CEATEC JAPAN 2004」も3日目を迎え、初日の雨が嘘だったかのような秋晴れ。展示会やセミナーには、多くのビジネスマンが詰めかけた。熱気溢れる展示会場から、今年もフォトレポートをお届けしよう。しかも、例年より文字が多めだ。
アジア最大級となる映像、情報、通信の複合展示会「CEATEC JAPAN 2003」が10月7日、幕張メッセで開幕した。今年は、国内外の667社/団体が出展。IT/電子分野における最先端技術、製品の展示が行われている。