JPEG【じぇいぺぐ】

【国内記事】 2001年3月26日更新

 JPEG(Joint Photographic coding Experts Group)は,写真に関する規格を決める専門家団体の意味で,その団体名,および団体が取り決めた標準の規格を指している。

 JPEGはフルカラーの写真やイラストの画像を扱うために開発された規格であり,今ではデジタルカメラの保存ファイル形式として標準で使われている。ファイル圧縮の方法としては,色の変化の少ない領域,すなわち色情報を精細に記録しなくても元の状態に戻せる部分を省略しながら圧縮することで,GIFを上回る率で圧縮することが可能になっている。

 JPEGは平均で10分の1〜20分の1程度,最大で40分の1ほどに圧縮できる。ただし一度圧縮すると完全には元に戻せない不可逆性の方式であるため,JPEGの圧縮伸張を何度も繰り返すと本来の画像よりクオリティが落ちてしまう。

 また,JPEG画像はすでに圧縮されているので,LHAなどで圧縮を試みた場合,かえってファイルサイズが大きくなってしまう。データ通信に利用するのであれば,JPEG画像はそのまま添付するのが普通である。なお,画像品質とファイルサイズは比例の関係にあり,圧縮の際に任意の圧縮率を指定することができる。

[江戸川,ITmedia]

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.



モバイルショップ

最新スペック搭載ゲームパソコン
高性能でゲームが快適なのは
ドスパラゲームパソコンガレリア!

最新CPU搭載パソコンはドスパラで!!
第3世代インテルCoreプロセッサー搭載PC ドスパラはスピード出荷でお届けします!!