特集:パケット対応モバイルインターネット接続を徹底チェック──DDIポケット AirH"
全国レベルのモバイルインターネット接続で初めて完全定額料金を実現したのがAirH"だ(2001年5月の記事参照)。DDIポケットは元々PHSとしてサービスエリアが最も広く,AirH"はそのサービスエリアのほとんどで利用できる。完全定額料金の場合,通信速度は最大32Kbpsとなるが,2002年中には最大128Kbpsでのサービスも開始される予定(2001年10月の記事参照)。また,別途時間課金となるが最大64KbpsのPIAFS接続が併用できる点もメリットとなる。 AirH"では一体型カード端末が3製品登場しており(2001年10月の記事参照),AirH"に対応した音声端末も登場している(2001年12月の記事参照)。この一体型カード端末はPCカードType2 エクステンドのSII製「MC-P300」のほかCF Type1のTDK製「RH2000P」,CF Type2のNECインフロンティア製「CFE-02」と,多彩,WindowsCEを中心に多くのPDAでも利用できる点は大きなメリットだ。
AirH"もISPとの契約が必要だが,PacketOne同様FOMAに比較するとその数は多く,大手ISPの多くが対応済みだ(2001年12月の記事参照)。DDIポケット自身もISPサービスとしてPRINを提供しており,こちらは手続きと基本料金不要で5円/分,上限1500円/月となる。 料金は最大32Kbpsで完全定額料金の「つなぎ放題コース」が5800円/月。基本料金としては決して安くはないが,原則として追加の通信コストは不要だ。ヘビーにモバイルインターネット接続を利用するならば結果的には安くなるし,何より接続時間,転送データ量を一切に気にしないで済むという安心感は大きい。なおAirH"には最大64Kbpsのフレックスチェンジ方式で月25時間までのデータ通信料金を含む「ネット25」も5800円/月で用意されている。
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