ひっそりとデビューしたcdmaOne向けBluetoothアダプタを斬る(1/2)知らぬ間にひっそりとデビューしたcdmaOne向けBluetoothアダプタ。PCやPDAとのワイヤレス接続でどれだけの威力を発揮するのかレビューしてみた。
ショーなどで何度か展示されていたcdmaOne端末向けのBluetoothアダプタが予告なしに登場した。ほぼ全てのPacketOneに対応した端末で,PCやPDAからフルワイヤレスインターネット接続が可能。つなぎっ放しでの利用ができるPacketOneをさらに魅力的にしてくれそうだ。
多数のcdmaOne端末に対応,充電式バッテリーで動作auブランドからcdmaOne端末向けのBluetoothアダプタ(C019PNK)がひっそりと登場した。C3xx以降のPacketOneに対応するほぼすべてのcdmaOne端末で利用可能なTDK製の製品だ。 Bluetooth 1.1に対応し,Serial ProfileとDialup Networking Profileをサポートする。これはもっともシンプルな2つのプロファイルで,モデムカード/モデムケーブルの有線部分をBluetoothに置き換えたと思えばいい。 本製品はcdmaOne端末のデータ通信コネクタに直接接続して使用する。手のひらにすっぽり収まるサイズでコンパクトだが,端末に接続したまま携帯しようとはちょっと思えない。しかし,電話を単体でポケットやカバンに入れておく分にはそれほど負担に感じない。
バッテリーは充電式で,連続通信時間は120分となっている。PacketOneがつなぎっ放しでの利用も可能な点を考慮すると少々物足りないが,1日1度充電する使い方ならまず問題ないだろう。端末側のバッテリー駆動時間の都合もあるので,よほどヘビーに利用しない限り実用十分なバッテリー動作時間といえる。
なお,5分間Bluetoothデバイス間での通信がないと自動的に電源が切れるになるようになっており,Bluetooth常時待機での利用は事実上不可能だ。そもそも端末に付けっぱなしというスタイルを考慮していないのだろう。
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