KDDI,“電子コンパス”内蔵のGPSケータイ「C3003P」KDDIの新端末は,GPSを使って自分のいる位置が分かるだけでなく,電子コンパスを搭載し,自分の向いている位置も分かる。また,内蔵地図表示ソフトとして国内で初めてBREWが採用されている。
KDDIは2月25日,方角を表示する「電子コンパス」を搭載した「GPSケータイ」,「C3003P」を3月中旬から発売すると発表した。
“方位磁石”を携帯に内蔵C3003Pは,GPS衛星からの電波をもとに位置情報を取得できる「eznavigation」に対応し,さらに端末を向けている方角を取得する「電子コンパス」を内蔵する。標準機能として「方位磁石を表示させることができる」(KDDI)。 さらに地図情報コンテンツ,ナビタイムの「いまここマップ」と連携し,無料でGPS測位結果に基づいた地図を表示させることが可能だ。この地図ビューワには国内で初めてBREWが使われている(2001年1月の記事参照)。ただし「プリインストールソフトのみで,ダウンロードには対応していない」(KDDI)。
ナビタイム提供のezplusアプリケーション,「トータルナビ」の画面。移動しながら地図を表示しているとき,進む方向が画面の上になるように地図が自動的に回転するヘディングアップ機能を可能にした
オリジナルチャットソフトはBREWまた松下オリジナルサイト「Pの缶詰」では,GPS機能で魚群を探索し,電子コンパスで方向を確認して魚を追いかけるフィッシングゲーム「どこでもフィッシング」などをダウンロードすることができる。 端末は,松下通信工業製の折りたたみ型。2インチの6万5536色TFTカラー液晶を搭載し,かな漢字変換には一度使用した言葉を学習して記憶する「モバイルWnnV2」を採用している。 また3Dキャラクター付きのCメールをC3003P同士で送受信できる「キャラこみゅ」を搭載。3Dキャラクターは3種類がプリインストールされており,メールの内容によって笑う,泣く,怒るなど8種類の動作が可能。キャラクターをPの缶詰からダウンロードして追加することもできる。キャラこみゅもBREWで作られている。 基本機能をシンプルな動作で実行できる「かんたんモード」も搭載。文字を大きな20ドットフォントとし,電話を受けたりかけたりするのに必要な機能に絞り込んだ。 主な仕様は以下の通り。
昨年のCEATECで登場したC3003P。地図上部に方位磁石が付いており,方向を変えるとリアルタイムで北を表示する
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