AirH"128K端末ファームをアップデート。2基地局で4波の利用が可能に3月26日の本サービス開始に当たり,ネットワークの改修が行われる。4月以降には2基地局で4波の利用が可能となり,ロケーションにあまり左右されない128Kbpsサービスが実現しそうだ。
DDIポケットは2月27日,AirH"の128Kbpsサービスの開始にあたりネットワークのバージョンアップを行うと発表した。それに伴い,対応端末「AH-G10」のファームウェアのアップデートが必要となる。製造元の本田エレクトロンのサイトからダウンロードできる。 ネットワーク改修は,AirH"128Kbpsサービスのパフォーマンス改善が目的。現在試験サービス中の128Kbpsサービスは,基地局1つ当たり1波(32Kbps)を利用し,4波を束ねて128Kbpsを実現している(2001年5月の記事参照)。ネットワーク改修によって,基地局1つ当たり2波(32Kbps×2)の利用を可能にする。 これにより,基地局2つと接続できれば4波の利用が可能になる。128Kbpsサービスは,どのくらいの数の基地局と接続できるかでパフォーマンスが決まるため,ロケーションに速度が大きく速度が左右されていた(2月26日の記事参照)。「屋内や基地局の数が少ないところでもパフォーマンスが期待できる」(DDIポケット)。 ネットワーク改修は3月4日から開始され,それ以降,ファームバージョンアップを行っていない端末は32Kbpsでしか接続できなくなる。ネットワークの改修が終了するのは4月以降で,2基地局4波の接続は改修が終了し次第可能となる。 なお日本通信が提供している「bモバイル」でも,同様のファームアップデートを行う予定。日本通信では「無線部分はDDIポケットと同等」としており,bモバイル128Kbpsサービスでもパフォーマンスが改善されるもようだ。
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