ドコモ,W-CDMAの必須特許をライセンスW-CDMA方式の早期の普及を目指して,ドコモがW-CDMA方式の必須特許のライセンスを開始する。
NTTドコモは4月25日,第3世代移動体通信システムのW-CDMA方式について,同社が持つ必須特許のライセンスを開始すると発表した。目的は,「早期にW-CDMA方式の普及を図るため」(ドコモ) 「ハンドオーバ方法」や「パイロットチャネル送信方法」など,主な国内特許として35個を挙げている。 基本的には,W-CDMA方式を採用するドコモ以外のキャリアに製品を納入する端末メーカー向け。FOMAのように「ドコモブランドで提供する端末に関しては,これまでライセンスは無償で提供している」(ドコモ広報部)。 ただし,仕様用途や規模によっても違い,例えばドコモ向けの端末でも「FOMAブランドではなく,メーカーが独自に製品を出す場合」(ドコモ)などは,別途ライセンスが必要になる場合もあるという。 W-CDMA方式(用語)は,IMT-2000として規定される第3世代携帯電話の通信方式の1つ。国内では,ドコモ以外にJ-フォンがW-CDMA方式で第3世代携帯電話サービスを提供する予定。海外ではGSM方式でサービスを提供しているオペレータでは,将来的に移行を表明しているところも多い。
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