MITがモバイルなオトナのおもちゃを開発?!
あのMIT MEDIA Labがモバイルな新型“オトナのおもちゃ”を開発したという。要は携帯電話がぶーんとふるえるアレらしい。 「New Scientist」や「Inquirer」の報道によると,プロトタイプはラテックス製の小さなスピーカー5つを備えた携帯電話端末のようだ。そしてスピーカーは毎秒250回振動する。 この「vibraphone」を置いてその上に座り,電話が着信するとふるえる仕組み。そしてこの振動は「vi[agra]brations」(Inquirerの表現による)なモノらしい。 このvibraphoneは,MIT MEDIA Labが取り組んでいる「タンジブル」なインタフェースを研究中に偶然できたという。タンジブルインタフェースは,デジタル情報を人間の五感で認識できるヒューマンインタフェースの概念。例えば日本アイ・ビー・エム箱崎事業所には,「ibm.com」のトラフィックを風車の回転で表現する監視装置が備わっている。これは同研究所の石井裕教授が考案したものだ。 同研究所は「携帯電話のバイブレーション用モーターは回転がキツ過ぎ,繊細なコミュニケーションには向かない」とvibraphoneを試作。学生に貸し出してみたところ,早速“オトナの利用法”を編み出してしまったという。 ただ「携帯電話の振動がこうした用途に利用されるのは初めてではない」と。
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