GPSケータイが100万台突破

KDDIのGPSケータイは,発売以来5カ月で100万契約を突破した。au端末の約1割に当たる。また,第3世代携帯電話サービス「CDMA2000 1x」も,1カ月間で33万人と順調に伸びている。

 KDDIおよび沖縄セルラーは5月9日,GPSケータイの利用者が100万人を突破したと発表した。GPS衛星を使った高精度な位置情報サービスに対応した携帯電話で,現在7機種がラインアップされている(2001年12月の記事参照)。発売以来,5カ月で100万を突破するなど,順調な伸びを見せている。

 発売後,5カ月で100万突破というペースは,iモードの普及時と同じ(ドコモニュースリリース)。元々の携帯電話契約者数がKDDIのほうが少ないことを考えれば,iモードよりもハイペースで浸透しつつあるともいえる。

 また,4月1日からスタートした第3世代携帯電話サービス「CDMA2000 1x」対応端末は,1カ月間で30万を突破して33万4100となった。KDDIによると,CDMA2000 1xの契約比率は,買い換えが6割,新規が4割。「新サービス当初は買い換えの比率が高い。今後はさらに多くの新規加入が見込めると考えている」(KDDI)

 KDDIはCDMA2000 1xの普及に強気だ。今後投入する端末はすべてCDMA2000 1xだとしており,2003年3月末までに累計で700万台の出荷を見込んでいる。

 ちなみに,ドコモが推進する第3世代携帯電話である「FOMA」は,4月末時点で10万5500。スタート直後にCDMA2000 1xに追い抜かれた。

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[斎藤健二ITmedia]

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