Mobile:NEWS 2002年5月16日 09:19 PM 更新

Mobile Weekly Top10
ギャル文字の祖先はクサチュー文字!?

このところのトップ10は、504iの話題に占拠されっぱなし。「何週間も前に書いたトピックが上位を占めるのはしゃくだ」と開き直って書いた記事がなんと9位に

Weekly Mobile Top10 5月9日〜5月15日
1位 みんなそろそろ“504i”が気になってきた
2位 「504iシリーズ」を大予想!──どうなるカメラ?
3位 J-フォン、NEC製写メール対応端末「J-N05」を発売
4位 効果を発揮した新迷惑メール対策。しかし新たな火種も……
5位 「さらば503iS」──近づく新機種投入
6位 ドコモのカメラ付き端末は「251i」?
7位 iモードスタイル、「504i」5機種の写真をスクープ
8位 ドコモ、504iに赤外線通信機能
9位 あなたは解読できるか?──絵文字、顔文字そして「ギャル文字」
10位 GPSケータイが100万台突破

 このところ木曜日が近づくと編集部には憂鬱な空気が流れる。連休前ぐらいからトップ10のほとんどが「504iネタ」で埋め尽くされてしまっているからだ。今週も、ずいぶん前に書いた504i関連の記事が突然、1位、2位に入っている。

 それだけ世間の期待が大きいということなのだろう。だが、汗水たらして取材しても、504iネタでない限り、トップ10に食い込めない(つまり読んでもらえない)というのでは、記者としてはまことに歯がゆい。第一、現状ではもう、504iネタで書けることなどない(たぶん)。あとは発表の日を楽しみにお待ちいただくだけである。

 そんななか、半ば「居直って」書いた記事が9位にランクインした。現代の象形文字ともいえそうな「ギャル文字」のトピックだ。実はこの記事、「今日、取材ネタが何もない、ヤバい、おこられちゃうよ……」という状況の中で苦し紛れに書いたもの。本当は実際に使っているギャル(死語)に取材を行い、社会学的かつ言語学的な視点から執筆する予定だったのだが、前述の事情で、志半ばで出すことになってしまった。それが今も悔やまれてならない。今後も時間が許すかぎり追う予定なので、ギャル文字を使っている人を見かけたら、ぜひご紹介いただきたい。

 ちなみに、この記事を見たライターからもらったメールによれば、ギャル文字は「クサチュー文字」なるものによく似ているのだという。さっそくGoogleで検索してみると、609件ヒット。ギャル文字のヒット数(156ヒット)の4倍近くあることから、クサチュー語のほうがメジャーであると考えられる。

 某クサチュー語サイトにアクセスしてみると、サイトの半分が日本語、半分がクサチュー語という翻訳サイトのような構成になっており、どのクサチュー語がどの日本語に対応するかが分かる仕組みになっている。また、驚いたことに「クサチュー語変換マクロ」「クサチュー語コンバータ」「クサチュー語変換辞書」「Mac版クサチュー変換」などのツールが既に公開されているのだ。筆者もIT業界(もはや死語か?)に入って7年ほどになるが、クサチュー語の存在すら知らなかったし、身近でクサチュー語を使っている人もいなかった。既に業界についていけない体になってしまったのだろうか……。

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[後藤祥孑, ITmedia]

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