Mobile:NEWS 2002年5月22日 12:07 PM 更新

J-フォン、3G端末モックを参考展示

NEC製と三洋電機製の2機種が、J-フォンの第3世代携帯電話端末として参考展示。J-フォンのWebページでは、本日から3G試験サービスのモニター募集も始まった。

 J-フォンは5月22日、東京ビッグサイトで開催されている「ビジネスシヨウ 2002 TOKYO」の展示ブースで、試験サービス用の第3世代携帯電話(3G)端末2機種のモックを展示した。NEC製の「J-N001」と三洋電機製の「J-SA001」の2機種で、ダイヤルキーの印字やデザインなど、実際にユーザーに貸し出される端末とは少々異なっている。


三洋電器製の「J-SA001」。液晶下部と液晶背面にカメラを搭載しており、本来はテレビ電話などに活用できると思われる。ただし試験サービスでは、端末単体のデータ通信サービスは提供されず、撮影した画像も“撮るだけ”しか利用できない予定


NEC製の「J-N001」。NTTドコモ向けのFOMA端末に酷似したデザインだ。三洋電機製端末とは異なり、こちらはPCと接続してのデータ通信も不可

 3G試験サービスは、6月30日から12月まで行われる予定。本日J-フォンWebページで、1000名のモニター募集が開始された(5月20日の記事参照)。

 J-フォンブース自体は、発表済みの端末を並べ、“写メール”のアピールに努めていた。また、昨年のビジネスシヨウではブルーのイメージカラーで統一していたJ-フォンブースが、今年は赤一色。コンパニオンの衣装も赤くなった(2001年5月、昨年のビジネスシヨウの記事参照)。

 J-フォンでは、展示ブースの半分近くを割いてVodafoneの紹介を行っており、「Vodafoneグループの一員」としてのアピールにも懸命だ。「J-フォンはVodafoneと共に世界に展開します」とは会場のアナウンス。会場の雰囲気が、これまでのブルーから、Vodafoneのイメージカラーであるレッドに変わったのもその影響のようだ。


Vodafoneが支援するフェラーリのF1マシンも展示。次第に赤くなるJ-フォンの今後に期待したい

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▼ J-フォン 「3G試験サービス」のモニター応募要項
▼ J-フォン

[斎藤健二, ITmedia]

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