カタログには載っていない、F504i情報(2/3)
F504iのアドレス帳は、一言でいえば“検索は高速、しかしインタフェースは今ひとつ”といったところ。登録済みアドレスの検索は、高速かつ容易。検索方法は「ロケット検索」「ふりがな検索」「電話番号検索」のほかグループ別検索が用意されている。 非常に使い勝手がいいのがロケット検索。これは、例えば「九条誠二」を検索する場合、「か」ボタンを押すと読みが「か行」のアドレスから「き行」「く行」と一覧表示され、もう一度「か」を押すと「き行」から、さらに押すと「く行」から一覧表示されるものだ。PCでいうインクリメンタルサーチに近い。 電話番号検索も、実は搭載している端末は多くはない。電話番号の一部だけ入力すれば、マッチするアドレスを一覧表示してくれる。「03番号だけ全部表示したい」といったことも簡単だ。 ちなみに、アドレス一覧時もスクロールボタンによる画面スクロールが可能になっている。 登録できる項目は最近の機種の中では少な目。
登録項目の少なさよりも気になったのは、アドレスごとに設定できる項目だ。F504iでは、アドレスごとに着信音やランプの色、表示する画面などを設定できるが、こちらは別画面。アドレス帳からは確認することもできない。カスタマイズが重要な設定項目になっている昨今、アドレスに関する設定がバラバラに位置しているのには混乱する。 問題はやはり閲覧性と修正。一覧できる表示件数はF503iSの時の6件から8件と増加したが、1人当たりのアドレス帳が3画面に分かれており、一度に見ることができない。また、アドレス入力時には名前、読み、電話番号1、電話番号2、電話番号3、メールアドレス1……と順にすべて入力しなくてはいけない(空欄でもかまわないが、すべて聞いてくる)。修正時も同様に順にすべての画面が表示される。
アドレスの一覧表示は8人を同時に表示し、一覧性が高まった。ただし3つ登録できる電話番号ごとに、画面も3つに分かれている
F504iでは、メニューの電話帳から「電話帳別着信動作」という項目で、着信音の鳴り分けなどを設定する。計30件の登録が可能だ。 設定できる項目は、
これらはアドレスごとに設定するもので、グループ別では「着信時に表示される画面」だけが設定可能だ。また着信音量は個別に設定できず、音声着信とメール着信でも同じ音量が適用される。
ユーザーごとの着信音などのカスタマイズは、電話帳メニューから一括して行う
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