iショット3機種のカメラ機能を比較する(1/3)出そろったドコモのカメラ内蔵端末「251iシリーズ」。外観こそ似ているが、カメラ周りのソフトウェアはそれぞれ個性的だ。撮影から画像管理方法まで、iショット端末3機種のカメラ機能をチェックする
NTTドコモのカメラ内蔵端末「251iシリーズ」が出そろった(7月12日の記事参照)。3機種共にCCDセンサーを搭載し、背面にはファインダー代わりになる1インチクラスのカラー液晶を搭載する。
カメラを起動して写真を撮り、iショットで送信するまでの流れを順に見ていこう。
まず、カメラを起動しやすいのは「SH251i」だ(6月3日の記事参照)。3機種共にカメラ用のボタンを備えているが、ワンプッシュで済むのはSH251iのみ。またSH251iのみが、折りたたんだままでも側面のボタンを長押しすることでカメラを起動できる。
D251iでは「カメラ」−「1」、F251iでは「メニュー」−「右」−「1」と押すことでカメラを呼び出せるが、機動力ではSH251iに一歩劣る。 ただし起動速度はSH251iとD251i(長押しせずメニュー操作)が約2秒と同等。F251iが少々遅れて約3秒だった。
カメラ起動後、メインディスプレイの画像を見ながら撮影を行うわけだが、このときに気になるのが表示のレスポンス。CCDはCMOSに比べてレスポンスがいいと言われており(2001年7月の記事参照)、今回の3機種もCMOS使用機種に比べると雲泥の差がある。 中でもレスポンスよく画像が表示されたのがD251iだ。F251iがそれに続く。この点では、動くものを捉えるのにD251iが最適といえそう。ただし、あくまでファインダー上の表示であって、ブレずに撮影できるかどうかは別問題だ。
撮影時には、各機種共にズーム、明るさなどが設定できるが、そのアクセス方法は少々異なる。簡単に設定が変えられるのはSH251iとF251i。SH251iは十字キーの上下で明るさを5段階に変更でき、左右で2倍、4倍ズームが可能だ。F251iは、上下で明るさを5段階に調整、右上のソフトキーで2倍ズームに切り替えられる。 D251iは少々特殊。上下キーを押すことで、「コントラスト(7段階)」「明るさ(7段階)」「コンパクトライト(7段階)」「ズーム(2倍、4倍、8倍)」のメニューが表示され、左右キーで調節、決定ボタンで撮影に戻る。細かな設定が可能だが、逆にズームしようと思ったら「下下右右決定」と、多少、余分な手数が必要だ。
そのほか、サブメニューなどから設定できる項目は以下の通りだ。
ライトの点灯は、専用キーが設けられている。SH251iでは「#」キーで、D251iでは「絵文字」キーでライトの点灯/消灯が可能。 背面液晶への表示は、機種ごとに多少異なる。SH251iでは、「*」キーを押すか、本体を折りたたむことで表示が背面に切り替わる。F251iは「カメラキー」を押すことで、メインディスプレイ、背面液晶に同時表示される。折りたたむとカメラが終了してしまうのには注意が必要。D251iは、サブメニューから「背面撮影」を選ぶか、本体を折りたたむと、表示が背面に切り替わる。
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