エイチアイ、携帯向け3Dポリゴンエンジンの新版をリリースエイチアイはこのほど、携帯向け3Dポリゴンエンジンの新版「Mascot Capsule Engine Micro3D Edition Ver.3」をリリースした。 従来は単一のキャラクターだけを3D化していたが、新たにZ軸を導入。背景まで3D化できるようになった。また基本描画用のAPIを用意。フラットカラーポリゴンの作成ができるようになった。 1つのシーン上で複数の3Dモデルを表示できる「マルチモデル」や、1つのモデルに複数のテクスチャを設定できる「マルチテクスチャ」を備えた。 また扱えるテクスチャサイズが従来の128×128ピクセルから256×256ピクセルに増えたほか、「スーパーサンプリング」機能を備え、解像度を低解像度モードや高解像度モードなどに設定できるようになった。 また同社は、携帯向けJavaプロセッサを開発するZucotto Wirelessの日本法人、ズコット・ワイヤレスと戦略的提携を結ぶことで合意したと発表した。両社はMascot Capsule Engine Micro3D Edition Ver.3のJava版の開発やマーケティングで協力する。 エイチアイは、ズコットのJavaプロセッサ「Xpresso」に対応したMascot Capsule Engine Micro3D Editionの開発を行う。同エンジンは従来、C環境向けのみの提供だったが、今回の提携を受けて、新版ではJavaにも対応させた。 同エンジンのJava版は既にXpresso評価版で動作しており、今後もバージョンアップを行っていくとしている。 ズコットは、Xpresso HDK(標準参照ボード)にMascot Capsule Engine Micro3D Editionを標準搭載する。また標準デモシナリオに組み込む。 両社はさらに、マーケティングでも協力する。現在Mascot Capsule Engine Micro3D Edition Ver.3 Java版のデモパッケージを共同制作に取り組んでいるとしている。 関連リンク「Mascot Capsule Engine Micro3D Edition Ver.3」ニュースリリース 戦略提携ニュースリリース [ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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