アジレント、携帯・PDA向け赤外線リモコンモジュールアジレント・テクノロジーは9月19日、携帯電話やPDA向けの赤外線モジュール「Agilent HSDL-3002」の出荷を発表した。IrDAデータ通信が行えるほか、家電向けの赤外線リモコンとしてテレビやAV機器、ホームエンターテインメント機器などの制御が行えるのが特徴。同社によると、IrDA用と赤外線リモコン用の双方の波長を扱えるモジュールは業界初。 IrDAは、PDAに広く採用されているほか、NTTドコモの504iシリーズなど携帯電話への搭載例も増えている。ただしIrDAと赤外線リモコンでは、赤外線の発光波長が異なり、「IrDA用の赤外線モジュールを使った赤外線リモコンでは、安定した通信距離を維持できないという問題点があった」(アジレント)。 このモジュールは携帯電話、PDAなどのメーカーに向けて出荷され、サンプル価格は400円。1年間で3000万個の販売を目標としている。
関連記事 携帯、7つのキーワード 2003年に向けて、携帯に搭載される機能を考えるときには、キャリアが「通信トラフィックの向上」から、「携帯の利用シーンの拡大」に視点を移していることを考慮しなくてはいけない。こんななかで、期待される7つの技術の可能性を見ていこう 赤外線が携帯を変える──504i 一見地味な、「504iに赤外線が付いた」というニュース。しかし、赤外線は携帯だけでなく周辺の機器すべてを一変させる可能性を持っている。携帯でPushサービスを受け取ったり、家電のコントローラにしたり……504iの赤外線は「単に付いた」だけではなく、今や小型PCと化した携帯の機能と十分に連動するよう考えられた仕様になっている。 関連リンク アジレント・テクノロジー ニュースリリース [斎藤健二, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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