Mobile:KEYWORD 2002年10月8日 05:42 PM 更新

ARPU【あーぷ、あるぷ】

携帯電話の収益の話題に欠かせない用語が「ARPU」。契約者数と並んで、重要な値となるARPUを今回は解説する

 ARPU(Average Revenue Per User)は、ユーザー1人あたりの収益平均を表す用語で、「月間電気通信事業収入」とも呼ばれている。単位には「円/月・契約」などが用いられる。ARPUが大きければ大きいほど(高ければ高いほど)、キャリアの収益に対する効率は上がることになる。現時点のARPUは、各社8000円前後となっている。

 ARPUに含まれるのは、いわゆる基本料や通話料といった電話代のみであり、代行回収の料金はもちろん、iモードビジネスで発生する決済や広告の手数料収入、端末の販売利益などは一切含まれていない。

 ARPUは音声利用による通話用と、iモードなどのデータ通信用に内訳を調べることが可能。もちろん以前は音声利用が中心であった携帯電話だが、メールやWebブラウジングの利用が増えるにつれ、データ通信利用の比率は増えている。だが、現時点でデータ通信が通話のARPUを上回ることはない。

 むしろFOMAの登場以降、ARPUが下がり始めるという事態も起きている。これはFOMA普及のための基本料割引などが影響したもので(8月2日の記事参照)、iモードもそろそろ飽和のラインが見え始めてきた(5月8日の記事参照)。そして、ARPUが下がってきているのはNTTドコモだけではない。KDDIやJ-フォンでも同様の傾向が見られるという。



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ドコモが2001年度の決算を発表した。国内携帯電話契約者数の天井が見え始め、iモードの普及も飽和しつつある中、2002年度は携帯・自動車電話収入の減少、iモード単独ARPUも減少を予想している。

▼ FOMAのARPU、PDCを下回る〜割引サービスの影響
基本料金を大幅に割り引く“FOMA普及作戦”の結果、2002年第1四半期のFOMAのARPUは大幅に減少した。ドコモは今後9カ月で、これまでの契約者の4倍以上を獲得する計画だ


関連リンク
▼ NTTドコモ オペレーションデータ
▼ NTTドコモ 2002年度 第1四半期開示項目一覧
▼ KDDI モバイルサービスデータ  au  ARPU表
▼ J-フォン関連情報 ARPUの推移表
▼ ボーダーフォングループ 2002年度第1四半期(PDF) 2002/7/29

[江戸川, ITmedia]

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