Mobile:NEWS 2002年10月22日 03:28 PM 更新

KDDI、ソニー・エリクソン製“ボディが光る”着せかえ携帯「A1101S」

auのソニー・エリクソン製端末が登場する。カメラこそ搭載していないが、着せかえコンセプトをさらに一歩押し進め、背面全体が光る

 KDDIは10月22日、着信時・通話時に着信ランプだけでなくボディの背面全体が光る「着せかえケータイ A1101S」を11月上旬から発売すると発表した。折りたたみ型でauで初めて内蔵型アンテナを採用している。製造はソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ。


 最大の特徴は、着信時・通話時に着信ランプと背面全体が光ることだ。着せかえパネルを通して光るイルミネーションは25色から選択できる。また着せかえパネルとテイストを合わせた、内蔵のメニューデザインが3パターン5種類プリセットされている。内装と外装の一体感を持たせることができるという。メニューデザインはダウンロードも可能。

 着せかえパネルは、従来の形状から変更され、フラット型となった。本体同色のノーマルパネル、3Dパネル、リバーシブルパネルが同梱されており、ほか5種類の「プレミアムパネル」、使い捨て感覚の「お手軽パック」が別売りされる。


別売りのパネルは「ラインストーン」が1300円、「ミラー」が750円、「デニム」が600円、「パイソン」「ハラコ」がそれぞれ650円。「お手軽パック」は透明パネルに8種類のカードがセットになったものでグリーン、ブルー、オレンジの3種類が用意される。価格は各300円

 CDMA2000 1xに対応した3G端末で、最大144Kbpsのデータ通信が可能。Webブラウザには「1000番台」で初めてWAP2.0に対応した。「A1101S」の“100”は、WAP2.0対応を表すという。ただし、Webの通信速度は従来通り14.4Kbps。Java(ezplus)やGPS機能には対応しておらず、カメラも搭載していない。
 ※EZwebやメールの受信速度は、ezwebmulti契約の場合、144Kbpsとなります。訂正させていただきます

 また9月以降の端末から対応している、全角5000文字送信、5件までの添付ファイル、新絵文字などEメールの新機能に対応した。従来通り、ジョグダイヤルを装備し、予測変換機能「POBoX」にも対応している。

 液晶ディスプレイはメインディスプレイが2インチTFTカラー、背面ディスプレイがモノクロ。着信メロディはFM32和音+PCM8和音の40和音となっている。

 電話を取れない状況で、「電話します」「会議中です」「自分で録音したメッセージ」など6パターンのメッセージを相手に伝えられるクイックメッセージ機能や、16×16ドットフォントへの切り替え機能も搭載した。また、壁紙や発着信時のアニメーションとしては、ロンドン在住のグラフィックアーティスト、ピート・ファウラー氏のキャラクター「モンスタリズム」を搭載している。

 主な仕様は以下の通り。

製品名A1101S
連続通話時間約170分
連続待受時間約270時間
ディスプレイメイン 120×160ピクセル、サブ 84×24ピクセル
データフォルダ容量約2Mバイト
サイズ(幅×高さ×厚み)47×102×23ミリ
重さ110グラム
カラースプラッシュホワイト、インフィニティシルバー、トランスオレンジ
発売時期11月上旬
価格オープン




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関連リンク
▼ KDDI
▼ ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ

[斎藤健二, ITmedia]

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