ドコモ、携帯・PHS・クイックキャストの一部サービスを停止ドコモは業務効率化の一環として、携帯電話、衛星電話、PHS、クイックキャストの一部サービスを停止する。クイックキャストは料金プランも改訂し、新規受付の料金プランを1本化する
NTTドコモは10月28日、業務効率化の一環として携帯電話、衛星電話、PHS、クイックキャストの各種サービスの見直しを行うと発表した。「不採算事業の見直しを進める中、現在の状況に合わなくなっている」のが理由。新規ユーザーの減少、利用者が少ないサービスについて、新規受付の停止、サービスの廃止などを行う。 新規受付を停止するのは、「携帯電話レンタル」「モバイルQ」「グループ内番号サービス」「アクセスナンバー」「セレクフォン」「伝言ボックス」など。伝言ボックスは2003年2月1日、ほかは今年の12月1日から停止する。携帯電話のレンタルについては既に全国で190契約まで減少している。 PHSでは、「パルディオIメール」「情報提供サービス」を2003年4月1日から廃止する。 クイックキャストにおいては、「02・DO」「クイックケー」「クイックドゥ」「クイックジー」」「るすベル」「メッセージ再送サービス」「ベルからメール」「親子ベル」「えらベルマルチ」などの新規受付を2003年1月6日から停止する。料金システムとしては、送信側が料金を負担する「02・DO」と、受信側が料金を負担する「ネクスト」の大きく2種類があったが、今後は「ネクスト」が中心となる。 またクイックキャストでは、これまで複数用意されていた料金プランを統一。今後2003年1月6日からは、新規受付を漢字表示式・定額プランのみとする。基本料金は基本エリアのみの場合2100円、首都圏ワイドエリアの場合3550円となる。 クイックキャストの契約者数は9月末の時点で、70万9000人(全国)。全キャリアの合計は110万1200で、ドコモの契約が過半数を占めるが、減少が続いている。今回のサービス改訂も「契約者増加を見込んだものではなく、現状の契約者に分かりやすいサービスを提供する」(ドコモ)ことを目指している。
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