フォトメールケータイを持って街に出てみた(2/2)
少し離れたところでは、ハープとギターのパフォーマンスが繰り広げられている。ここでズームの出番だ。A1014STは5段階2倍ズーム、A1013Kは2段階2倍のデジタルズームが可能。両方の端末でノーマルと最高倍率の撮影を試してみたところ、A1014STのほうが鮮明で、どうにか顔の表情が分かる感じだった。
「三茶de大道芸」ではパフォーマンスだけでなく、アーティストの路上販売も行われる。カメラ付きケータイでは、「ショッピングの時に見つけた小物を撮影する」といった利用シーンが紹介されることも多いので、試してみることにした。 露天を冷やかしていると「目が合うと癒されます」という文字。糸でつり下げられた人形のオブジェだ。指でつつくとくるくる回り、目が合うと癒されるらしい。
「癒し」に負けて買ってしまったオブジェを室内の白熱灯下で撮影。左がA1014ST、右がA1013K 屋外で撮影するとA1013Kのほうが人形の肌の色は忠実に再現されている。逆光下で撮影したガラスのボトルの場合は大きな差は出なかった。
あとは屋内撮影を残すのみ。カフェでお茶がてら、食べ物の写真を撮れば完璧だ。ほんのり暗いカフェで、アイスクリームのてんぷらとベトナムコーヒーをオーダーして撮影してみると、A1013Kは寒々しい色味ながらもエッジははっきり、A1014STは、あたたかい色味でエッジがぼやけるという、昼間の屋外の撮影とはまったく逆の結果になった。 いずれもノイズが乗るようなことはなく、雰囲気が伝わる写真が撮れるのはすごい(6月28日の記事参照)。
貴重な週末をつぶして撮影を敢行したのだが、忘れていたのが、夜景の撮影。会社のある赤坂界隈で追加の撮影を試みた。 A1014STでは輪郭は比較的はっきりしているもののノイズが乗ってしまい、あまりきれいに撮影できなかった。 一方のA1013Kは、ぼやけてはいるがノイズのない撮影が可能だった。
関連記事 “癒し系”ケータイの意外な実力〜「A1014ST」を試す auのフォトメール対応端末「A1014ST」はヒーリング機能や8色の高輝度LEDの搭載が注目されている。しかし多彩なエフェクトや接写機能、迷惑メール対応を備え、「かわいいだけじゃない」ところを見せている au、カメラ付き端末4機種を発表 秋の新端末群は、すべて折りたたみ+カメラ+背面液晶。SDカードスロット搭載端末や、ライト搭載端末、レンズカバー搭載端末などバラエティ豊富だ auの新フォトメール端末2機種が店頭に auの新しいフォトメール端末が発売された。三洋製の「A3015SA」と鳥取三洋製の「A1014ST」だ。新規契約の端末価格は1万円台に抑えられている auカメラ付き、どれを選ぶ? バラエティに富んだ、auのカメラ付き端末5機種。それぞれ独特の特徴を持っているが、どれを選びますか? [後藤祥子, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. 前のページ | 2/2 | 最初のページ モバイルショップ
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