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2002年12月2日 11:26 PM 更新
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Wi-Fi ZONE【わいふぁいぞーん】
花盛りの公衆無線LANサービスだが、問題の1つは利用できる場所が分からないこと。Wi-Fi ZONEは、「ここで無線LANを利用できる」ことを示すロゴである
Wi-Fi ZONEは、国際的な無線LAN業界団体である「Wi-Fi Alliance(旧WECA:Wireless Ethernet Compatibility Alliance)」が定めた標準規格のブランド名称、およびロゴである。
Wi-Fi ZONEは、公衆無線LAN事業者の行う接続サービスや、実際のサービススポットに付随して使用される。つまり、このロゴがあればWi-Fi Allianceで認定された「Wi-Fi」(用語)準拠の機器が使えることを意味すると共に、同ロゴを使用する複数の事業者間でのローミングサービスを受けられることになる。
Wi-Fi Allianceでは、IEEE802.11bの規格を標準化し、メーカー間での相互接続が可能なことを「Wi-Fi CERTIFIED」として認定している。認定済みの無線LANアダプタにはWi-Fiロゴマークが使用できるが、現在普及しているものには「Wi-Fi The Standard for Wireless Fidelity」と記述されている。
Wi-Fi CERTIFIEDロゴ。図版:http://www.weca.net/OpenSection/images/CERTIFIED_logo.gifより
国内はもとより世界で初めてWi-Fi ZONEプログラムに対応したのが、NTT-MEを主体とした実験サービス「NeoMobile」(ネオモバイル)。全アクセスポイントにおいて、Wi-Fi ZONEロゴを掲示すると発表している(10月8日の記事参照)。ちなみに、11月29日現在、相模鉄道・湘南台駅で同ロゴの掲示は確認されていない。
Wi-Fi ZONE。/news/0210/08/12.jpgより
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[江戸川, ITmedia]
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