「SH251iS」用3D画像生成ツール、「N504iS」用赤外線リモコンデータ作成ツールが公開「SH251iS」に搭載された3D液晶で立体視できるデータの作成法、「N504iS」に搭載された赤外線リモコンでさまざまなデバイスを制御するための設定ファイルの仕様が公開された。オーサリングツールも提供される
シャープおよびNECは、「SH251iS」用3D画像生成ツール、「N504iS」用赤外線リモコンデータ作成ツールを公開した。これにより、一般ユーザーが3D液晶用の立体画像を作成して公開したり、これまで対応していなかった機器をN504iSの赤外線を使って操作できるようになる。 SH251iSの3D画像作成ツールは、「3D補正ウィザード」と「3Dフォーマットウィザード」の2つ。デジタルカメラを用いて撮影した2枚の画像から立体表示できるファイルを生成する。ファイルの拡張子は「STJ」。 N504iSの赤外線リモコンデータ作成ツールは、「IRリモコン用ダウンロードデータオーサリングツール」からなる。作成されるデータファイルの拡張子は「IRD」。ただし、N504iSからのデータ送信のみに対応しているため、制御される機器からの返信データを演算して再送信するなど相互通信が必要なリモコンの方式には対応していない。 SH251iSは、裸眼で立体視が可能な3D液晶を搭載していたが、表示できるのは、(1)内蔵の画像 (2)公式コンテンツプロバイダの画像 (3)端末で撮影した画像を3D化したもの に限られていた(11月29日の記事参照)。ファイルフォーマットと作成ツールが公開されたことで、さらに活用の場が広がることになる。
SH251iSの3D液晶用のデータを生成する3D補正ウィザード。残念ながら1枚の静止画から立体画像を作成するツールは提供されない
N504iS用の赤外線リモコンデータを作成する、IRリモコン用ダウンロードデータオーサリングツール。データの作成には専門知識が必要となる。パスワードは「NEC#20」 N504iSは、テレビやビデオなどの機器を制御できる赤外線送信機能を備えていたが、対象となる機器はNECが提供する一部家電に限られていた(11月26日の記事参照)。専門的な知識は必要となるが、家電メーカー自身や一般ユーザーが好きな機器をN504iSから操作できるようになる。 同時にドコモは同社サイトで、iモード絵文字をPCから入手できる絵文字入力ツール「i絵文字」や、「N504i(S)」「SH251iS」向けの2Dアニメーションコンテンツ「E-アニメータ」のオーサリングツールなどを公開している。
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