三洋とKodak、有機EL量産化へ200億円投資三洋電機と米Eastman Kodakは1月16日、フルカラー有機ELディスプレイの量産化に向け総額200億円を投資すると発表した。今年末には月産100万パネル(2インチ換算)の生産体制を整備する。 両社が合弁で設立した有機ELディスプレイ製造会社のエスケイ・ディスプレイ(SKD)と三洋子会社の鳥取三洋電機で生産設備を増強する。SKDでは有機膜の形成工程に約100億円、鳥取三洋ではアクティブ有機ELの基板となる低温ポリシリコンTFTの生産工程に約100億円を投資する。 両社が力を入れるアクティブ有機ELディスプレイは次世代ディスプレイデバイスとして有望視されているが、商用ベースの量産を開始したメーカーはない。両社は大規模な投資で早期に量産化し、有機EL分野で先行したい考え。 関連リンクニュースリリース [ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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