200万画素カメラの「NZ90」、デザイン一新の「SJ33」〜新CLIE登場(1/2)ソニーは、200万画素カメラを内蔵、FeliCa機能を備えた「PEG-NZ90」と、デザインを一新、音楽再生機能が標準搭載された「PEG-SJ33」を発表した。2月8日から発売されるソニーは、同社のPalm OS搭載機「CLIE」シリーズの新モデル2機種を発表した。200万画素カメラとFeliCa機能を搭載したハイエンドモデル「PEG-NZ90」(以下「NZ90」)と、「PEG-SJ30」(2002年8月28日の記事参照)の後継機で、デザインが一新され、音楽再生機能を搭載した「PEG-SJ33」(以下「SJ33」)の2機種で、2月8日に発売される。 価格はオープンプライスで、市場予想価格は「NZ90」が8万円弱、「SJ33」が3万円弱。
CESで初披露された「NZ90」(1月9日の記事参照)と(左)、半透明のカバーやボディデザインが新しい「SJ33」(右)。SJ33は、2月8日発売の「ルーセントブラック」のほかに2月22日発売の「アズールブルー」「フレームオレンジ」がラインアップされる
ビジネス向け機能を強化〜プレステージCLIE「NZ90」「NZ90」は、PXA250/200MHz、Palm OS 5を搭載したカメラ内蔵CLIE「PEG-NX70V」(10月2日の記事参照)の上位モデル。ハードウェア、ソフトウェア両面から機能の強化が図られている。
内蔵カメラは、「NX70V」の31万画素CMOSからフラッシュ付きの200万画素CCDになり、1600×1200ピクセル、1600×1072ピクセルなど7種類の解像度での静止画撮影に対応(動画は160×112ピクセル)。撮影した画像はCLIE用付属ソフト「Image Upload Utility」でインターネット上のアルバムサイト「ImageStation」にアップロードできる。新しくなったクレードルに搭載されたUSBポートやAVポートを使えば、インクジェットプリンタから直接プリントアウトしたり、テレビやプロジェクターに出力することも可能だ。
発売時の対応プリンタはPM-730C/740C/830C/870C/890C/3700C キーボード下のエリアには、Suicaやエディカードの残高を確認できるFelicaリーダ機能を搭載。近日中にはSuicaの利用履歴を表示させるソフトウェアも提供される予定だ。
バッテリーはリムーバブルタイプのリチウムイオン充電池を採用、これまでパーセント表示されていたバッテリー残量が分単位での表示に対応した。通常使用で約10日間利用でき、オーディオ連続再生時間はHOLDスイッチON/ディスプレイ消灯時で4時間、動画連続再生時間はバックライト消灯時で約3時間。 また、これまでオプション対応となっていたBluetooth機能が本体に内蔵された。従来のCLIEで可能だったワイヤレスHotSyncやデータ通信のほかに、付属ソフト「Remote Camera」でBluetooth内蔵のデジタルカメラ「DSC-FX77」のリモートコントロールが可能。CLIEで「DSC-FX77」のファインダー画面をチェックしたり、離れたところからCLIEでシャッターを押したりできる。 新たに搭載されたソフトウェア「Picsal Viewer for CLIE」はWord、Excelデータのほか、Power PointやPDF、HTML、プレーンテキストの表示に対応。TrueTypeフォントを利用して約100倍までのズームしてもクオリティが損なわれることなく文字が表示される。メール添付されたファイルもメモリースティックに一度保存することで閲覧することが可能だ。
[後藤祥子, ITmedia] 前のページ | 1/2 | 次のページ Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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